今もう16年も前の1990年の出来事でした。 集英社発行の「週間少年ジャンプ」に「燃える!お兄さん サイボーグ用務員さんの巻」という漫画が掲載されました。 「これは明らかな差別だ!」と大阪府本部の用務員部会が集英社に抗議の申し入れを行い、 �@同号の店頭のみならず、家庭、飲食店にあるものを含めての回収、 �A謝罪広告の掲載などを求めました。 集英社は「学校用務員さんの仕事を教師の仕事より低く描き、当作品全体が、明らかに差別と偏見そのものでした」として、 �@編集部の責任者を対象とした緊急研修会を実施し、 �A「ジャンプ」誌上でお詫びと回収のお知らせをし、 �Bお詫びの社告の広告を掲載しました。 13年もたった今でも、この漫画を読んで頭にきます。 「笑い」の中でつい陥りやすい落とし穴なのだとも考えますが、 「足を踏んだ人はそのことをすぐ忘れるが、踏まれた人はいつまでも忘