Mushin no kurai (Q122921321)

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Term used by Zeami. Zeami, 1424.
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English
Mushin no kurai
Term used by Zeami. Zeami, 1424.

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    世阿弥十六部集評釈 上巻 / 花鏡 / p.275 / 萬能綰一心の事 / p.375 / 萬能綰一心の事 / 見所のひはんに云、(ひはん: 批判) ... / ... / 無心の位にて、我心をわれにもかくす安心にて、せぬひまの前後をつなぐべし。 (Japanese)
    世阿弥十六部集評釈 上巻 / 花鏡 / p.275 / 萬能綰一心の事 / p.375 / 萬能綰一心の事 / 無心の境に入つて、我が心を自分にもさとられないやうな案心を以て、前の所作と後の所作との中間を綰がねばならない。 (綰がねば: つながねば) / (語釋) / ... / 無心の位 -- 無心は有心よりも更に高い段階にある精神狀態をいふものであつて、 自分が努力工夫し精神を緊張させてゐるといふやうな、さうした意識を越えて、無我の狀態又は三昧の心境ともいふ。 いはば超意識的ともいふべき心力充實の狀態である。 (Japanese)
    萬能綰一心の事 (萬能綰一心: マンノウワンイフシン) / 無心の位にて、我心をわれにもかくす安心にて (我心: わがこころ)(われにも: 我にも)(かくす: 隠す)、せぬひまの前後をつなぐべし。(せぬ: 爲)(ひま: 間)(つなぐ: 綰)
    西平直, 2008. 世阿弥における「無心」の厚み. こころの未来 第1号 (創刊号). / 「我心をわれにも隠す」 / ... そして、ここに ... 「無心の位にて、我心をわれにも隠す安心にて、 せぬ隙の前後をつなぐべし」。 / しかしこの 文章 を ... / 「演者はみずから無心無我の境地にはいり、 自分の配慮を自分でも意識しないほど深く演技に集中し、 その集中力によって技芸の間隙の前後をつなぐようにするべきである」 (山崎正和訳)。 (Japanese)
     
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