高岡蒼佑&遠藤要 vs 小栗旬&綾野剛の超因縁対決が実現するか――。格闘技大会「競拳23」(25日、大阪・堺市産業振興センター)で、後藤真希の弟・後藤祐樹(36)に判定負けした高岡蒼佑(41)から試合後、仰天発言が飛び出した。遠藤とともに因縁の小栗、綾野に〝対戦ラブコール〟を送ったのだ。

 格闘技3戦目にして、初黒星を喫した高岡だが、全力を出し切っての完全燃焼で口も滑らかになった。リングサイドで観戦していた遠藤をリング上に呼び寄せ、「誰かとやっていただいて。綾野剛君とかどうですか?」と振ったのだ。遠藤は「蒼ちゃん、感銘を受けました。剛がやってくれるならば」と不敵な笑みを浮かべると、高岡も「僕も小栗旬とやりますので」と続けた。

 高岡と小栗は抜き差しならない状況になっている。今月、高岡は自身のインスタグラムで小栗や綾野の過去の素行をぶっちゃけ、ネット上を騒然とさせた。その後も田中圭や木村文乃など同じ事務所の俳優陣に言及し、社長に就任したばかりの小栗は冷や汗をかく事態となっていた。

 高岡は東谷義和被告と比較されるが、〝第2のガーシー〟と呼ばれることには拒否感を示す。ガーシーが伝聞やタレコミも暴露しているのに対し、高岡は自身が経験してきた話に徹し、ウソはないリアルトークとの自負がある。

 小栗への言及も高岡流の「裸の王様」になってほしくないメッセージを込めているという。とはいえあまりに辛辣なことから、2011年に騒ぎとなった韓流偏重批判時と同様に芸能界からは再び冷たい視線を浴びていた。

 そんな高岡に救いの手を差し伸べたのが遠藤だ。遠藤も不祥事で芸能界からドロップアウトしたものの、高岡に導かれる形で今年1月に競拳のリングに立った。遠藤も長く芸能界に身を置き、表も裏も知り尽くしている。今回の高岡のぶっちゃけに「一部で批判されているが、蒼佑君が言っていることは真実」と話し、綾野については「女々しい女の子だから。あんな(態度が)変わるやつはいないし、嫉妬深いんです」と追随したのだ。

 高岡、遠藤、小栗、綾野は同世代で、09年公開の映画「クローズZEROII」では共演し、ケンカに明け暮れる役柄を演じた。

 高岡は「(遠藤)要は綾野さんとやる理由が、因縁があるみたいだし、向こう(小栗の事務所)はお金を持っているのだから興行を打ってもらって。東京ドームで。もうカラッとしていたほうがいい」と興行権も譲り渡したうえで、拳をぶつけ合いたいというのだ。

 実現すれば「クローズZERO」シリーズの現実版となる遺恨清算の超ドリームマッチとなるが、果たして小栗や綾野が乗ってくることはあるのか――。