伊藤詩織さん監督作品がアカデミー賞ノミネート 日本人初、長編ドキュメンタリー部門

[ 2025年1月23日 22:59 ]

伊藤詩織さん
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 米映画芸術科学アカデミーは23日、第97回アカデミー賞各賞の候補作を発表。

 日本関連では、長編ドキュメンタリー映画賞部門に、ジャーナリストの伊藤詩織さん(35)が監督した「ブラック・ボックス・ダイアリーズ(Black Box Diaries)」がノミネートされた。製作会社によると、同部門での日本人監督の作品選出は初。

 同作は、元TBS記者から受けた性暴力を告発していく過程を記録したもの。昨年10月に米国で公開され、英国アカデミーのドキュメンタリー賞候補にも選出。だが、映像や音声が許諾なく使われている点などを問題視する声もあり、国内の上映は決まっていない。

 また、短編ドキュメンタリー賞に「小学校~それは小さな社会~」から生まれた山崎エマ監督の「Instruments of A Beating Heart」、短編アニメ賞に西尾大介監督の韓国の絵本を原作にしたフルCGアニメ「あめだま(Magic Candies)」がノミネートされた。

 受賞作の発表・授賞式は3月2日(日本時間3日)にロサンゼルスで行われる。

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