ブラジルで生まれた沖縄県系3世、ファビオ赤嶺さん(50)による家族の移民の歴史をたどる展示イベントが那覇市の県立図書館で開かれている。展示の中心は祖父で、那覇市大嶺出身の赤嶺三郎さん(1904~71)。移民先で地域商業や社会の発展に貢献し、通りの一つが「アベニーダ・サブーロ・アカミーネ(赤嶺三郎大通り)」と名付けられている。ファビオさんは「今の生活がうまくいっているのは、先祖の努力が...