米国債「恐怖指数」、2カ月ぶり低水準 不安心理が後退
米国債「恐怖指数」、2カ月ぶり低水準 不安心理が後退
米国債の予想変動率を示す「MOVE指数」が低下している。27日には97台と、約2カ月ぶりの低水準をつけた。投資家のスコット・ベッセント氏が新政権の財務長官に指名されたことが市場の安心材料になっているほか、通商政策を巡る不透明感の後退も、不安心理の後退につながった。
MOVE指数は米国債のオプション市場の取引状況から算出する。米国株の予想変動率を示すVIX指数(恐怖指数)の債券版とも呼ばれる。指数…
ロイター