住生活G会長「ブランド認知度高める」
ベイスターズ買収で
住生活グループは12日、TBSホールディングスからのプロ野球横浜ベイスターズの買収について検討していることを正式に明らかにした。都内で記者会見した潮田洋一郎会長は買収検討に入った理由について「コーポレートブランドの認知度を高めるためだ」と説明した。
一方で、買収により「どうしたら球団が強くなるかは未知数だ」とも述べた。
球団保有が企業経営に与える影響に関しては「球団を強くしてお客が入るようにするには一定の投資が必要だが、経営の負担にはならない」と説明。そのうえで「コーポレートブランドのLIXIL(リクシル)の認知度を(傘下企業の)トステムくらいに高めるには400億円の広告費用が必要だ」とも述べ、総合的に判断すれば球団保有が割に合うとの考えを示した。〔日経QUICKニュース〕
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