日本自動車輸入組合(JAIA、ゲルティンガー剛理事長)が6日に公表した2025年2月の外国メーカー車新規登録台数は、前年同月比3.6%増の1万8601台となり、2カ月連続で増加した。昨年、大幅な減少が続いていたフォルクスワーゲン(VW)車が、同15.5%増の2836台と2カ月連続で前年を上回ったことが大きかった。ただ、登録車全体に占める外国メーカー車のシェアは7.1%(前年は7.9%)に低下した。

 輸入電気自動車(EV)の販売台数は、同9.2%増の1871台で4カ月連続の増加となった。外国メーカー車に占めるシェアは10.1%(同9.5%)だった。

 日本メーカー車を含む輸入車全体は同10.8%増の2万6448台で、2カ月連続のプラスだった。このうち、日本メーカー車は同32.4%増の7847台で、15カ月連続の増加。ホンダやスズキのインド製乗用車が好調だった。