南海トラフ地震が発生した時、京都府や滋賀県でも緊急地震速報が発表されることが想定される。あの不協和音に対して、京都や滋賀に暮らす私たちには、どんな行動が必要なのか。また、巨大地震に対してはどのような備えが日ごろから求められるのか。
■緊急地震速報から、激しく揺れるまでには時間差が
紀伊半島沖の太平洋を震源とする南海トラフ地震の場合、緊急地震速報から大きな揺れまで、京都や滋賀では20~30秒ほどの時間差があるという (注意=時間差があるのは遠方を震源とする地震の場合で、花折断層や琵琶湖西岸断層などを震源とする直下型地震の場合、揺れと緊急地震速報にはほとんど時間差がないとされる)。
とっさの行動は限られるが、ビルのガラス窓の下から離れる▽火を無理に消そうとせず、調理中の鍋から離れる▽エレベーター内なら各階のボタンを押し、閉じ込めを防ぐ-などが
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