昔のコンピューターってカッコイイよね。
アポロ11号が月面に降り立ってから55年、イギリスのスタートアップ企業Apollo Instrumentsはアポロ誘導コンピューターを模した腕時計を開発しました。
「The DSKY(Display and Keyboard)Moonwatch」と呼ばれるこの時計は、かつてアポロ計画にて用いられていたビジネスバックほどの大きさのコンピュータを再現しています。オリジナルを参考にパネルサイズを縮小、ウェアラブルな仕上がりに。
宇宙飛行士がミッションをサポートするために使用したアポロ誘導コンピューター。この時計にはオリジナルのような計算機能は備わっていませんが、内臓GPSやデジタルディスプレイ、実際に動作するキーボードなどが搭載されています。
機能の拡張性も高い
この時計は内部のソフトウェアがオープンソースになっており、自分でプログラムして機能を追加したりカスタマイズすることが可能です。
また、時計には、外部デバイスに接続可能なポートがついており、電子工作やプログラミングに用いる他の機器と連携することもできるようです。
加えて、Apollo Instrumentsは、ユーザーが開発した機能を共有できる仕組みを整え、他のユーザーが作成した機能を自身の時計にインストールできるようにすると説明しています。
海外からの注文の場合、価格は659ポンド(約12万9800円)。決して安いものではありませんが、メカメカしいクールなビジュアルに高い拡張性を有しているこの時計、持ってたら話のネタになることは間違いなしです。
本製品は240ポンド(約4万7200円)の頭金で予約注文が可能。製品の出荷は2025年の1〜3月を予定しています。購入する際は、クラウドファウンディングに参加する際の潜在的なリスクについて留意しておきましょう。