1945年12月6日の慰霊祭のために、島さんが記した弔辞(撮影・木村健太)

 被爆から4カ月の1945126日。爆心直下の島病院(現広島市中区の島内科医院)の関係者たちが、壊滅した病院の跡で慰霊祭を営んだ。原爆投下時に病院にいた職員や患者たち約80人は誰も助からなかった。