「協力して外国政府に対抗」トランプ氏に近づく米企業 日本に影響は

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ラスベガス=五十嵐大介 村井七緒子 和気真也
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 SNSの外部ファクトチェックをやめると発表したメタのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は7日の投稿動画で、昨年の大統領選について「言論を優先する方向への文化的な転換点のように感じる」と訴えた。「政府や既存メディアは、より多く検閲をするよう圧力をかけてきた」とも強調。保守派の主張に同調するようにメディア批判を繰り返した。

 中国や欧州、南米などの政府が検閲をするよう圧力をかけているとして、「トランプ大統領と協力して、外国政府に対抗していく」とまで言い切った。

 トランプ氏は7日の記者会見で、メタの発表について「彼らは長い道のりを歩んできた。彼はとてもすばらしい」と歓迎。メタの判断はトランプ氏による過去の同社への「脅し」への反応だと思うかと問われると、「おそらくそうだろう」と応じた。

 今回の動きには起業家イーロン・マスク氏の影もちらつく。

 マスク氏は22年の旧ツイッ…

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この記事を書いた人
五十嵐大介
サンフランシスコ支局長兼編集委員
専門・関心分野
テクノロジー、経済、グローバリゼーション
村井七緒子
経済部|デジタル庁担当
専門・関心分野
デジタル政策、AI、人権