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458件の合計評価、レビュー付き:329
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日本から
2024年4月7日に日本でレビュー済み
母と娘たちを捨てた父が他界した。葬式に訪れた三姉妹は腹違いの妹に初めて会う。最後まで父を世話したのはこの妹のようだ。今の母は父の再々婚の相手で彼女とは血のつながりはない。長女は彼女を鎌倉へ呼ぶことにする。
四姉妹のキャラクターを女優たちが上手く演じている。母親代わりのしっかり者の長女幸を演じる綾瀬はるか、酒とオトコを友とする次女佳乃を演じる長澤まさみ、マイペースの三女千佳を演じる夏帆、しっかり者だがお茶目なところもある四女すずを演じた広瀬すず。中学生の四女は置いておいて、アッケンカランとした三女にいちばん好感が持てる。
不倫はイケナイコトだが、それを除くと悪者がひとりもいない。ストーリーは予定調和で、どんでん返しのためのどんでん返しもない。
悠々と時が過ぎていく。予想以上によかった。ただ、いろんなエピソードを次々に繰り出すので、いささか消化不良の感じがする。もう少していねいに見せてほしかった。
四姉妹のキャラクターを女優たちが上手く演じている。母親代わりのしっかり者の長女幸を演じる綾瀬はるか、酒とオトコを友とする次女佳乃を演じる長澤まさみ、マイペースの三女千佳を演じる夏帆、しっかり者だがお茶目なところもある四女すずを演じた広瀬すず。中学生の四女は置いておいて、アッケンカランとした三女にいちばん好感が持てる。
不倫はイケナイコトだが、それを除くと悪者がひとりもいない。ストーリーは予定調和で、どんでん返しのためのどんでん返しもない。
悠々と時が過ぎていく。予想以上によかった。ただ、いろんなエピソードを次々に繰り出すので、いささか消化不良の感じがする。もう少していねいに見せてほしかった。
2024年1月5日に日本でレビュー済み
大勢の大物女優の名演と美しさにも見惚れてしまいます
2024年6月23日に日本でレビュー済み
観終わったあとに心の奥底がほんのり温かくなるような、静かな感動を得ることができる人間ドラマ。
15年前に家を出た父が亡くなったと報せを受け、父が住んでいた山形県の葬儀へと向かう香田家の三姉妹。
彼女たちは山形に自分たちの腹違いの妹すず（広瀬すず）がいることを知り、長女である幸（綾瀬はるか）は、義理の家族と暮らさなければならなくなった不憫な異母妹を、自分たちの暮らす神奈川県鎌倉市の家に受け入れる決心をする。
他の方のレビューの通り、この映画には起承転結というものがあまりなく、本当に淡々と四姉妹の日常を描いている、という感じです。
自分たちを捨てて出ていった父の死をきっかけに、古い家に住み続けていた三姉妹に家族が増え、最初はよそよそしかった異母妹すずが、次第に本当の家族になっていく。
三姉妹が四姉妹になっていく過程を、日本の美しい季節の移り変わりとともに描いているのが本当に素晴らしく、家族愛を描いた人間ドラマに感動するとともに、「いや～日本って本当に美しくていい国だな」とも思わせてくれます。
坂口健太郎、鈴木亮平、堤真一といった、他の映画なら主役として起用されるような豪華キャストを脇役、端役として起用していることにも驚かされる傑作人間ドラマです。
15年前に家を出た父が亡くなったと報せを受け、父が住んでいた山形県の葬儀へと向かう香田家の三姉妹。
彼女たちは山形に自分たちの腹違いの妹すず（広瀬すず）がいることを知り、長女である幸（綾瀬はるか）は、義理の家族と暮らさなければならなくなった不憫な異母妹を、自分たちの暮らす神奈川県鎌倉市の家に受け入れる決心をする。
他の方のレビューの通り、この映画には起承転結というものがあまりなく、本当に淡々と四姉妹の日常を描いている、という感じです。
自分たちを捨てて出ていった父の死をきっかけに、古い家に住み続けていた三姉妹に家族が増え、最初はよそよそしかった異母妹すずが、次第に本当の家族になっていく。
三姉妹が四姉妹になっていく過程を、日本の美しい季節の移り変わりとともに描いているのが本当に素晴らしく、家族愛を描いた人間ドラマに感動するとともに、「いや～日本って本当に美しくていい国だな」とも思わせてくれます。
坂口健太郎、鈴木亮平、堤真一といった、他の映画なら主役として起用されるような豪華キャストを脇役、端役として起用していることにも驚かされる傑作人間ドラマです。
2023年9月23日に日本でレビュー済み
一言で表しにくい映画です。
ほかの方々もレビューしていることの繰り返しになりますが。
漫画はずいぶん前に一読、あの分量を映画1本に収めるのは到底不可能、是枝監督ならではのやり方で綴ってみました的物語になっています。なので、原作と違うところ・内容が浅いところをつっこむのはナンセンスなような、どうなんでしょう・・別物として堪能すれば、とてもすてきな映画だと思います。
すでに大活躍中の女優さん3人の中に、デビューしたての広瀬すずちゃんを投入したのは大正解で、存在感と演技力に見入ってしまいます。美しいひとたちを堪能できる映画、という点も強調したい。
そして、原作とは違う”こういう”見せ方をするために絶対に必要だったであろう、脇を固める俳優陣の豪華さと言ったら。登場してくるたびに「おー、こんなところ(ちょっとだけ登場の役)にこの俳優さんを、贅沢！」と感嘆しながら楽しめます。
音楽が菅野よう子さんというのも。透明感のある音・アレンジで、映画的な映像美のシーンで幾度もじわじわと感動を高めてくれます。
「わたし、ここにいていいのかな」のセリフには、今の世の中、この感覚を持ってるひとは多いのかもと感じ入りました。昔の農耕社会のように、生まれた場所で見知った人たちのコミュニティーの中で一生を終える人は少数派になっているであろう昨今、住む場所、所属するコミュニティーを移動するたびに自分を開示してまわりに馴染んていかなければならない・・高度にコミュニケーション能力を要求されてる世の中。「ここにいていい」感は、幼少期にどれだけ養育者から愛を受け取ったかにも左右されそうですが。
すずちゃんの居場所が見つかって、よかったです。
涙腺弱い方は何度も泣かされます。
ほかの方々もレビューしていることの繰り返しになりますが。
漫画はずいぶん前に一読、あの分量を映画1本に収めるのは到底不可能、是枝監督ならではのやり方で綴ってみました的物語になっています。なので、原作と違うところ・内容が浅いところをつっこむのはナンセンスなような、どうなんでしょう・・別物として堪能すれば、とてもすてきな映画だと思います。
すでに大活躍中の女優さん3人の中に、デビューしたての広瀬すずちゃんを投入したのは大正解で、存在感と演技力に見入ってしまいます。美しいひとたちを堪能できる映画、という点も強調したい。
そして、原作とは違う”こういう”見せ方をするために絶対に必要だったであろう、脇を固める俳優陣の豪華さと言ったら。登場してくるたびに「おー、こんなところ(ちょっとだけ登場の役)にこの俳優さんを、贅沢！」と感嘆しながら楽しめます。
音楽が菅野よう子さんというのも。透明感のある音・アレンジで、映画的な映像美のシーンで幾度もじわじわと感動を高めてくれます。
「わたし、ここにいていいのかな」のセリフには、今の世の中、この感覚を持ってるひとは多いのかもと感じ入りました。昔の農耕社会のように、生まれた場所で見知った人たちのコミュニティーの中で一生を終える人は少数派になっているであろう昨今、住む場所、所属するコミュニティーを移動するたびに自分を開示してまわりに馴染んていかなければならない・・高度にコミュニケーション能力を要求されてる世の中。「ここにいていい」感は、幼少期にどれだけ養育者から愛を受け取ったかにも左右されそうですが。
すずちゃんの居場所が見つかって、よかったです。
涙腺弱い方は何度も泣かされます。
2023年10月10日に日本でレビュー済み
ただ、静かに始まって、特に盛り上がりもなく、静かに終わってしまった感じ。男兄弟であればこうはならないだろうから、女姉妹に対する憧れはありますが、特に感情移入もできず、あまり好きな内容ではないかなというのが感想です。
広瀬すずは、バスケットボールをやってたはずですが、サッカー経験者のような動きでしたね。そこだけ練習したとしても、あれだけスムーズな動きができるのは、運動神経がいいんでしょうね。妙に関心してしまった。
広瀬すずは、バスケットボールをやってたはずですが、サッカー経験者のような動きでしたね。そこだけ練習したとしても、あれだけスムーズな動きができるのは、運動神経がいいんでしょうね。妙に関心してしまった。
2023年10月5日に日本でレビュー済み
綾瀬はるかと長澤まさみの表情だけでの演技や、4姉妹のちょっと笑えるやり取り、喧嘩しながらもどこかではお互いを思いやっている絆とか、死にゆく周りの人達との別れ。
どこを切り取ってもとても美しく描かれていて、何度見ても飽きないです。
日本語を勉強中の友達にも英語字幕付きで見れるAmazonUSの方で紹介したら喜んでいました。
スリルやサスペンスがあったり、アクションシーンがある様な映画ではありませんが、ほっこりまったり、だけど人間のドラマ的描写は細かく表現されている映画。私はとても好きでした。
どこを切り取ってもとても美しく描かれていて、何度見ても飽きないです。
日本語を勉強中の友達にも英語字幕付きで見れるAmazonUSの方で紹介したら喜んでいました。
スリルやサスペンスがあったり、アクションシーンがある様な映画ではありませんが、ほっこりまったり、だけど人間のドラマ的描写は細かく表現されている映画。私はとても好きでした。
2023年6月29日に日本でレビュー済み
特に大きなポイントがある映画ではないのですが、最後にほっとしたような、幸せな気持ちになりました。
舞台となった海街、家族・姉妹の心。素敵な映画です。
そして何より私にとってはキャストが最高でした。綾瀬さん、長澤さん、すずちゃん。全て大好きな俳優さんです。幸せな気持ちをありがとうございました。
舞台となった海街、家族・姉妹の心。素敵な映画です。
そして何より私にとってはキャストが最高でした。綾瀬さん、長澤さん、すずちゃん。全て大好きな俳優さんです。幸せな気持ちをありがとうございました。
