上位の批判的レビュー
5つ星のうち1.0改変しすぎの失敗作。
2020年8月7日に日本でレビュー済み
原作を知らない方にはこれで良いのでしょう。田園風景の広がる、のほほんとした田舎で会社や不倫相手のしがらみから逃げてきた女と悠々と大学教授をするオジサマの(イケオジと言うやつ)恋愛模様。
ただ原作ファンからするとゆるし難い改変があり過ぎて、失敗作と言うしかないですね。
サムネにもなっている足の指にキスするシーン、長すぎwwwあれじゃただの変わった性癖を持った人ですw
以下ネタバレ有り
あり得ないと思った改変。
まず一つ目。
つぐみが会社を辞めている。
ないない、これはない。
エリートなのに恋愛は下手、でも〜と言うのが大事なんです。
仕事が違うのはまだいいとして、出社しなくても仕事ができるリモートの先駆けであったはずなのに、辞めて逃げてきて染色をする⁉素人が出来るわけがないし、まず辞めてないし。
二つ目。
おばあちゃんと海江田さんが付き合っていた。
海江田さんは元彼と呼ばれ、おばあちゃんと継続的な関係があった様に描かれている。
きっと脚本を書いた人は原作を読んだ際におばあちゃんの心の機微が読み取れなかったのでしょうね、残念です。
三つ目。
ダイヤのネックレスを無くして海江田さんが探しに行くのは良いが、晴れてます。
ここは嵐じゃないとダメなんです。帰ってきた時に嵐だったとしてもダメなんです。嵐の中、探しに出るからこそ、その後に繋がるんです。
四つ目。
誠くんが懐いていない様に見える。
おじちゃんとおばちゃんとの生活で誠くんに変化があって、自分たちにも感じるものがあったからこその見送り時の涙なんです。
あのままの誠くんか帰っていくからって泣いてたらそれはただの情緒不安定です。
私はこの四点が非常に気に食わない。
あと付け足すなら
つぐみがツンすぎる。
ツンの中に可愛さが見えるから海江田さんはどんどん惹かれているのに可愛げのなさと表情の暗さが異常w
秘書が空気な所為で二世さんが結ばれる相手が違います。
同僚の友達が同じ年には見えない。
向井リの性格の悪さとうだつの上がらなさそうな感じはとても良い。
くらいでしょうか?あ、最後に。地震は起きません。