カスタマーレビュー

2024年6月23日に日本でレビュー済み
小説が出たときに読みました。それから3年ぶりくらいに映画で再開。

子供を持つ大人こそ深く感動します。親世代の方は是非みてください。

主人公のこころを中心に物語は進みます。
他の方のレビュー通り、ヘビーないじめや不登校の描写が苦しいですが、
1年かけて居場所を見つけ、仲間とともに一歩を踏み出す勇気と希望を見出します。

ひときわ厳しい状況から抜け出せない「あの子」は、仲間たちがそれぞれの一歩を踏み出そうとする中、一人絶望してしまう。そしてそのあと事件を起こします。
そんなハードな状況を乗り越えてからは、優しく皆と関わっていくあの子。
小説のラストシーンも、こころではなくあの子で終わってなかったっけ、うろ覚えですが。

いじめは最低ですが、周りの大人たちが優しく手を差し伸べることができれば、一人でも救うことができるという、原作者辻村美月さんのメッセージは原作の方が強いかな。
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