カスタマーレビュー

2024年6月3日に日本でレビュー済み
(ネタバレ有)
シンゴジラと本作くらいしか見てない平成令和世代視点で書きます。当然その比較になります。

・幼体取り逃がし
シンゴジラと本作しか見てない平成令和世代は序盤に幼体を取り逃がすという点がただでさえ被っててなんだかなと思います自衛隊の実力行使基準で取り逃がしたという皮肉が効いてるシンゴジに比べて、主人公がやらかすというのは主人公が特攻から逃げたどころじゃない罪の深さでそれが気になって後の展開に集中できません。
・クライマックス
終盤の展開も予想ができます。シナリオ上、学者の作戦はブラフなのは当然として決め手は当然敷島の攻撃になる、しかし特攻が成功してしまったら特攻賛美になるからこれもありえない。養子の伏線もあり適当に生存するんだろうなというのがメタ的に読めてゴジラ撃破もああやっぱりなという感じでした。
ただ特攻死回避が説教臭く、また特攻自体も日本が歴史に残した汚点なので特撮怪獣映画でIFみたいに美化して描くべきではないと思いました。
そもそも口に特攻で撃破されるほどゴジラはマヌケなのか?というか結局物理的な爆破攻撃が有効なら世が世なら高雄の攻撃の当たり所が良ければ終わってたのでは?米軍がソ連を警戒して~というよくわからない理由さえなければ米軍の飽和火力で片付いていたと思います。
・兵器
わざわざ廃艦が決まっていた太平洋戦争の駆逐艦名をひっぱりださなくても架空の駆逐艦名でよかったのでは?
兵器オタクを喜ばせようとしたのかもしれませんが高雄や雪風を出したからなんなの?薄っぺらさが見え透けて逆に萎えました。
・敷島家周り
はだしのゲン読んでるみたいでした。
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