カスタマーレビュー

  • 2017年10月31日に日本でレビュー済み
    本書は、「読めば運が良くなる」と謳っており、一見すると胡散臭い本なのだが、筆者は心理学者であり、本書は数々の実験の結果に基づいて書かれている研究書でもある。実験の母数が小さかったり、統計処理がおおざっぱであったり、といった難点もあるのだが、何の根拠もないテキトーな本ではない。

    私は、自分のことを比較的ラッキーな人間だと思っているのだが、確かに、本書のテストを試してみたら、かなり高い数字をたたき出した。私にとっての要改善点は、知らない人に積極的に話しかけるようにすべきという点で、本書は、パーティーでは、フレンドリーそうな人に話しかけ、何かを聞くか助けを求めるべとアドバイスしている。また、毎週、最近会っていない人にコンタクトをとれ、よく笑い、アイコンタクトをしっかりとり、オープンなボディーランゲージをとれ、といったことも書かれており、参考になる。

    また、不運なことが起こった場合は、その中で良かった面を見るようにすべし、また、周りにいるもっと不運な人と自分を比べるべし、と書かれてある。私は、たまにこれを無意識のうちに実践しているのだが、これを意識的に行うと良いのかもしれない。
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