カスタマーレビュー

  • 2024年1月3日に日本でレビュー済み
    まず、紹介文に「【注意】この本には、「信じたくない」真実が含まれています。」と書いてあるけど、大したものは含まれていない。

    疑似科学ものとして読むと物足らず、小説としては登場人物に魅力がなくてガッカリする作品。

    特に、個人的には、実質的な主人公である宇賀神が不快だった。
    よくある「天才という設定だけど、著者の力量がないため、どこが天才なのか分からない」キャラ。
    かつ、傲岸不遜。女性蔑視(かつ、おそらく著者はそれに気づいていない)。
    『科学にたずさわる者は、謙虚にならざるを得ない』は同意するけど『ただし、自然に対してだけだ』と豪語する男だけあって、人間への視座の浅さがひどい。科学に携わる者として迷惑。

    ★1にしようか迷ったけど、中盤はそこそこ面白いので★2
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5つ星のうち4.1
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