【12月13日 CNS】ソファに身を沈めてぼんやりしたり、暖炉の前で語り合ったり、同年代の見知らぬ人たちとゲームを楽しんだり――最近、SNSで「青年養老院」と呼ばれる休憩施設が各地で若者たちに人気を集めている。従来の養老院とは異なり、これらの「青年養老院」は活気と創意に満ちた社交空間として機能しており、若者たちは日々の忙しさを忘れ、リラックスしながら交流を楽しみ、エネルギーを補充することができる。

 華中師範大学(Central China Normal University)社会福祉研究センター主任で副教授の梅志罡(Mei Zhigang)氏は、この「青年養老院」という新しい現象について、「これは比喩的な呼び方に過ぎず、実際には若者たちがストレスに直面した際に一時的に安らげる場所を指しているのであって、本来の意味での『養老』ではない」と指摘している。また、若者たちがこうした場所で心身をリラックスさせる際には、自分の目的を明確にし、長時間滞在しすぎないよう注意するべきだとも述べている。社会生活や職場とのつながりを失わないようにするためだ。(c)CNS/JCM/AFPBB News