都道府県のニュース
東京電力福島第1原発事故発生から14年となった11日、原子力規制委員会の山中伸介委員長が職員に訓示し「第1原発の廃炉はまだまだ道半ばだ。福島の痛みは私の痛みで、廃炉が成し遂げられなければ痛みは続く」と述べ、原発の監視とともに現地での事故調査を自ら続けていく考えを示した。
山中氏は「約1100人の職員のうち役所で事故を経験したのは約1割。経験の伝承が年々難しくなっている」と指摘。「一人一人に規制委発足の原点である事故を思い返してもらいたい」と求めた。
規制委の今後について、透明性と公開性の確保を継続しつつ「分かりやすい情報発信に努める必要がある」とした。
国内外約100の拠点を軸に、世界情勢から地域の話題まで、旬のニュースを的確に、いち早くお届けします。
福島第1原発のニュース・速報>
原子力規制委員会のニュース・速報>