「言われたことだけやる」部下を変える4つの質問 軸をずらした質問を通して思考力を鍛える

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あべき光司
(写真: mits / PIXTA)
職場で、部下が聞かれたことにしか答えない、言われたことしかやらない、そもそも、ちゃんと考えてくれているのだろうか……。こうした上司やリーダーの”よくある悩み“は、コーチングのテクニックを活用して、少しだけ工夫した質問をすることで簡単に解決できます。
国際コーチング連盟の認定プロフェッショナルコーチとして、通算2500時間以上のコーチングセッションを行ってきたあべき光司氏が上梓した『リーダーのためのコーチングがイチからわかる本』を一部抜粋・再構成し、「部下にしっかりと考えてもらえる質問」「相手に新たな気づきを与える質問」のコツをお教えします。

効果的な質問は相手の選択肢を増やす

みなさんは、どんなときに質問をしますか?

何か疑問を持っていることについて答えが知りたかったり、相手の思いや考えが聞きたかったりして質問をするのではないでしょうか?

コーチングでは、相手に質問を投げかけて、相手が考える状況をつくり出します。

質問をされた人は、今までに自分の中にはなかった新たな気づきを得て、選択の幅を広げることができます。

コーチングの技術で効果的に質問をすると、部下や相手の「選択肢を増やすこと」ができるのです。その結果、その人は行動の幅を広げることができます。

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