課題

Dines では、パンデミック時に、Stripe のオンライン決済プラットフォームで処理され、Stripe Radar によって保護される業界最高クラスのモバイル注文ソリューションを利用してビジネスが大きく成長しました。Stripe Connect を利用することで、新たなパラダイムで運営を行う数百のビジネスに支払いを提供し、入金を効率化できました。しかしながら、パンデミックによる制約が緩和され、また外食に出られるようになると、レストランや接客業では、モバイル注文、実店舗での応対、客席での食事など、顧客の食事に対する多様な嗜好への対応に必要なさまざまなシステムに圧倒されました。Dines は、対面注文のためにサードパーティーシステムを使用しているビジネスは、注文待ち時間の長期化、顧客の苦情の増加、複数の当事者への支払いが困難になる、モバイル注文に対して調整金や一部返金を発行できないといった多数の課題に直面していることに気づきました。このスタートアップ企業は、業務を効率化して、オペレーターの作業負荷を軽減するための最善の方法は、すべての決済を 1 つのサービスで処理することであると理解していました。

ソリューション

Dines は、Stripe Terminal の導入を選択しました。実装プロセスがわかりやすいため、2 週間足らずで一体型のホスピタリティ管理機能をユーザーに提供することができました。Craig Tweedy 氏 (Dines 最高技術責任者) は次のように述べています。「当社が Stripe と提携することにしたのは、Terminal ソリューションの柔軟性と、既存のオファリングを簡単に補強できることが理由です」Terminal を Connect と組み合わせたことで、1 つのアカウント登録フローでオンラインと対面の両方の決済に対応でき、表示される統合型プラットフォーム管理によってオンラインと対面の決済の両方を納税申告書にまとめることができるといったさらなるメリットも得られました。

結果

Stripe Terminal を導入した後、Dines では、1 件当たりの売上が 150% 増加し、取引額は前年比で 4 倍の成長を実現しようとしています。オンライン決済では引き続き便利で柔軟なモバイル注文と決済に対応すると同時に、対面支払いでは 75% 以上の決済が Dines で処理されるようになりました。レストランでは、BBPOS WisePad 3 リーダーの信頼性とポータビリティーによって客席での注文と支払いが効率化することで、客席の回転率の向上と人的ミスの減少という副次的効果も得られ、さらに、ビジネスにおける食品廃棄が 50% 減少しています。また、モバイルと対面の決済の照合とレポートが統合されたことで、バックオフィスの業務も効率化し、ホスピタリティグループの管理業務を 1 週間当たり最大 40 時間も短縮でき、スタッフの満足度が向上しました。Dines の共同創業者兼最高財務責任者の Adam Umarji 氏は次のように述べています。「スタッフは、チャネルごとに異なる複数のさまざまな製品を使用するのではなく、対面とオンラインのすべての注文で利用できる情報源を統一することができました。このため、顧客が選択する決済手段が携帯電話で Stripe Payments API を利用するモバイル注文でも、対面でのカード決済でも、Stripe Terminal デバイスによる非接触型決済でも、注文管理業務が楽になりました。クライアントは非常に多忙で、特にバーやレストランのピーク時には、注文の流れをスムーズにするために迅速で安全な決済が最重要です。そのため、(世界最大規模のアートフェスティバルの Edinburgh Fringe で次から次へと数千件の取引が行われる超多忙なピーク時でも) Stripe が苦も無くすべての決済を確実に処理することで、ソフトウェアプロバイダーの負担が大きく軽減されています」