マツダは9月4日、4代目となる新型『ロードスター』を日本、米国、スペインで行われたファン参加型イベントで世界初公開した。新型ロードスターは、SKYACTIV技術とデザインテーマ「魂動」を採用し、2015年よりグローバルに導入する予定。
ロードスターは、初代の生産開始から2014年7月までの累計生産台数が、94万台を突破。「2人乗り小型オープンスポーツカー」生産累計世界一のギネス認定記録を、現在も更新し続けている。
ロードスターは、走る歓びを追求するマツダの車づくりを象徴する商品。新型の開発では、「守るために変えていく」をキーワードに、進化を超えた革新に挑んだ。
具体的には、環境や安全に対する社会の意識が高まる中、初代から25年間一貫して提供しているライトウェイトスポーツカー特有の「Fun(楽しさ)」を継承するために、SKYACTIV技術を採用するとともに、「人が車を楽しむ感覚」を磨き上げた。
デザインでは、魂動デザインを深化させ、乗る人の姿が際立つ美しいプロポーションと、オープンカーならではの気持ち良さを堪能できる外観、内装デザインを構築。また、歴代ロードスターの中で、最もコンパクトなボディサイズと、現行モデル比で100kgを超える軽量化を実現。マツダによると、人馬一体の楽しさを飛躍的に向上させているという。
マツダは、「今後も全ての顧客に、走る歓びと優れた環境安全性能を提供するための商品作りを展開していく」とコメントしている。
イベントに参加したファン達は「ドキドキするデザイン」「一目惚れした」「これまでで一番かっこいい」など興奮のコメントを寄せた。