国民年金基金 勧められたけど どうでしょうか?
加入した方がいいのか?思案しています。 ※老後資金の準備法の一つです。 今の日本の金利状況から考えましょう。自分の頭で考える生活設計。1級FP技能士 宅地建物取引士 武田 つとむ〇メール顧問会員のTさん(60代) (相談:ライフプランニング)2024.4.26 年間顧問料:10,000円入金 再メール顧問会員に ( タイトル写真もリニューアル! )2018.2.27 現状診断 終了。多額の住宅ローン 多額の貯蓄性保険 共存?老後に高給なら年金はゼロ! ではないメールをいただきました。2025.1.28武田つとむさま ご無沙汰しております。 寒中お見舞い申し上げます。今年もよろしくお願いいたします。 ※よろしく お願いいたします。 一日遅れの記事掲載でスミマセン。1つご相談したいことがあってメールいたしました。妻(専業主婦)は現在,57才です。国民年金基金から連絡があり,加入を勧められました。 ※ほう、営業活動をしているんですね。60才まで,毎月21,300円を支払って,65才から毎月2,685円の年金が得られます。終身受け取りですが,81才にならないと受取年金総額が税控除後の掛金総額を上回らないようです。 ※まあ 一般的な女性の平均寿命通り 生きる前提で考えれば、 お得ですよ という事にはなりますが。加入をした方がよいのかどうか思案しています。アドバイスを頂戴できるとうれしいです。 ※分かりました。 何かを始める際に、お金の損得を考える 場合に考慮したいことは、 今の日本、これからの日本が どんな状況にあるのか? という事だと思います。 現在の日本は、金利が無い異常な状態から いよいよ脱して、 金利が付く、金利が上昇する、 そんなまともな状況になりつつあります。 そのような環境では、自分のお金を どのような形で保有したらいいでしょうか? これまで 金利の無い国ニッポン!でした。 現在の超低金利を固定する金融商品を 今 契約するのは好ましくない、 これは だれでも分かる事ですよね。 現在の超低金利を固定する金融商品とは、 たとえば・・・ 〇定期預金 5年物・10年物 〇学資保険 〇個人年金 〇終身保険 ・・・等々です。 で、ご質問の国民年金基金はどうでしょう? 「契約時の掛け金で受取額が決まる」 仕組みになっています。 つまり、典型的な固定金利商品です。 固定金利商品を 今の超低利率の時期に 契約するのは 明らかに損です。 じゃあ 何が お勧めなんでしょうか? という流れで・・・ 金融業界は リスク商品へ誘導しますが、 彼らの儲けのためにリスクを取ることなく、 きちんと金利変動に対応できる金融商品が、 私たちの身近に 実は あります。 金融業界や周囲の動きに惑わされずに、 落ち着いて 自分の頭で考えましょう。 はい、答えは 普通預金です。 リスクのない 変動金利商品です。 メールをいただきました。2024.4.26武田つとむさま お返事ありがとうございます。教えていただいた口座に振り込みます。 ※生活設計 年間顧問料:10,000円、 入金を確認しました。 ありがとうございました。とりあえず現状報告を。3月末で研究所教授を退職しましたが、4月から大学特任教授として最低5年は働けることになったので、1,100万円/年の給与がしばらく続きます。 ※素晴らしいです。年金支給開始は延期しました。 ※正解です。 受給手続きをしても、 年収1,100万円で働いている内は、 支給が停止されます。受託ローンを返済しての残る預金が2,900万円 ※預金残高が2,900万円あって・・・ これから5年間は 年収1,100万円で・・・一時払い養老保険から毎年78万円/年 10年間収入があります。 ※養老保険からは 計780万円 受け取ります。 もうこれで、老後には 何の心配も無いように見えます。 ただ、生命保険では ちょっとだけ 無駄な お金たれ流しがあったと 記憶していますが・・・ 妻が加入中の「ガン保険」は、 確実に損をする「取引き」です。 保険加入は、お金を失うことです。 貯蓄で備えた方が 確実にお得です。NISAや外貨預金を検討しています。アドバイスを頂戴できるとうれしいです。 ※はい、なぜ 検討しようと思いましたか? だれかに 勧められましたか? 周囲の人たちが やっているとかですか? NISAや外貨預金のようなことをしないと、 老後に不安を感じますか? 2018年作成のキャッシュフロー表で 老後生活に 何の問題も無いことが 確認されています。 ※今回、住宅ローンを繰上返済したので、 グラフの形が若干変わりますが、 老後に何か問題があるわけでもありません。 現時点のキャッシュフロー表を ご自身で修整することをお勧めします。 住宅ローン繰上返済や年金受給開始延長 等の新たな動きを、 新たに反映させることで、 もっと安心な生涯になると思われます。 自分たちで自分たちの生涯を確認しましょう。 この状況で・・・ 新たに 波風を立てる必要がありますか? NISAとか外貨預金とかに首を突っ込むのは、 いかにも 金融業界の思うつぼです。 どちらも「余裕資金」の範囲でやるものと、 その説明の結論で言われています。 ( 余裕資金=失ってもいいお金 ) 生活設計の結果、T家の老後が安心なことは 確認できていますが、 失ってもいい「余裕資金」はありません。 周囲に振り回されないよう・・・ 自分たちの頭で考えましょう。 メールをいただきました。2024.2.24武田つとむ先生ご無沙汰しております。この3月で定年を迎えます。 ※お疲れ様でした。以前にいろいろな情報を差し上げて、評価していただきました。 ※はい、6年ほど前・・・ 2018年に現状診断を 行いました。住宅ローンも1,000万円を切り、退職金も入る予定です。 ※順調なようです。4月からは別の大学で特任教授をつとめることができるようになり、年額1,100万円くらいの収入がもう6年続くことになりました。 ※お! 素晴らしいですね。 まします 老後は安泰のようです。新たにお金をお払いして、評価をお願いした方がよいのではないかと妻と賀なしています。 ※あ、そうですか。また、昨今の株高に関連して、手持ちの資金(退職金でローンを 繰り上げ返済してもある程度残ります)でNISA等を始めた方がよいのかも助言を頂戴したいところです。 ※あは、金融業界や政府にとって、 仕事がやりやすい、好ましい状況に なってきていますね。お返事をいただけると幸甚です。 ※はい、ご希望であれば、 もちろんお引き受けします。 ただし、従前と同様に、 ご相談に対するコメントは いつも 当ブログ記事上で行います。 生の相談のやり取りを通じて、 できるだけ多くの消費者に 生活設計の意識を持ってもらう事が、 私のライフワークです。 これまでの「リアルFP事務所」は、 2023年9月で店じまいをして、現在は 「バーチャルFP事務所」をしています。 リアルとバーチャルの大きな違いは、 「バーチャルFP事務所」では 「生活設計の資料作成は行わない」 ということです。 CF表を始めとする資料作成はせずに、 ( 会員自身が作成したCF表や 金融資産 生命保険 住宅ローン その他についての諸々の・・ ) 「相談に対するアドバイスのみ」 ということになります。 その先の不動産購入や住宅建築等の 「実行支援」は、 リアルと まったく同じ支援を、 バーチャルでも行っています。 料金は、安めに設定しています。 ( それぞれ 1年間の料金です ) リアル バーチャル 生活設計 3.6万円 1.0万円 不動産購入 5.5万円 3.0万円 住宅建築 33.0万円 10.0万円 Tさんの場合は「生活設計」のみだと 思われますので、1万円を振り込み頂いて お手伝いを進めることになります。 ( 振込口座は 前回と同じです ) それでよろしければ、ご連絡下さい。2018年2月27日現状診断が終了しました。今日、メール添付で送りました。現状診断の終了が、先週から延び延びになってしまいました。大変もうしわけありませんでした。75歳まで現役で働く・・というTさんの場合、在職老齢年金によって、公的年金は全額支給停止になります。で・・繰り下げ受給をすることで仕事をやめた後は増額された年金を受け取ることができます。その増額された年金を受け取っていた人がもし亡くなった場合、遺された妻への遺族年金の計算は・・「増額された年金額」を元に計算していいのか? ※遺族厚生年金の額は、 夫の老齢厚生年金額の4分の3です。「増額された年金額」を元に計算していいのなら、妻の遺族厚生年金はかなり増えて、助かります。佐々木FPは資料作成の際に、ひんぱんに日本年金機構に問い合わせをしています。数日前に上記の質問をした際には、「増額された年金額を元に計算していい」という回答を得ていたので、その前提でTさんの資料作成をしていました。・・が、今日・・別件で電話した際、(別の担当者)この話について、佐々木FPが改めて確認しました。「ちょっと確認してきます。」・・その結果、「増額された年金額を元にした計算」はできない。という回答をもらったので、(元々の年金受給額を元に計算する)佐々木FPはまたさかのぼって資料作成をするハメになってしまいました。今回のTさんのケースは、これまでにまったく無かったケースで、佐々木FPの未体験ゾーン・・でした。何日も繰り延べになってしまって、大変申しわけありませんでした。すぐ、メールをいただきました。ありがとうございます。頂戴した詳細な分析結果を勉強いたします。また、ご相談することがあるかもしれません。今後ともよろしくお願いいたします。御礼まで《 T家の概要 : 現状診断時点 》 ※読者の皆さんも、マネをして作ろう! 自分のキャッシュフロー表を作ろう! お金に振り回されない人生のために、 業界に振り回されない人生のために、 一家に一台、キャッシュフロー表!現役のキャッシュフロー表。老後のキャッシュフロー表。家族 : 50代公務員の夫、 50代の専業主婦の妻、 子:20代学生・・の、3人家族。相談 : 住宅ローン。生命保険。住居 : 一戸建てマイホーム。収入 : 夫 年収1,163万円 (手取り871万円)貯蓄 : 853万円借金 : 住宅ローン 2016年2月 3,800万円 20年返済 変動金利:0.775% 残:3,053万円 月102,126円 ボ402,542円 生命保険料 : 26万円/年 払込保険料総額:1,158万円 夫 ニッセイ 終身保険 10年確定年金 妻 JA がん保険 介護年金死亡保障必要額 現在 10年後 夫 -323万円 -2,995万円 妻-5,963万円 -4,218万円ちゃんと生活設計してみたらいい べ。・・っと。《 ライフプランニング:生活設計 》22年間 実施してきた キャッシュフロー表作成等の生活設計業務は、2023年9月で終了しましたが、ご本人がする生活設計の個別・具体的なアドバイスは行います。「生活設計アドバイス」1万円/年《 実行支援 》マイホーム取得等の実行支援は、引き続き行っています。「不動産購入:実行支援」 3万円/年「住宅建築:実行支援」 10万円/年過去のメール顧問会員と全く同じ支援を行っています。( 過去記事で 実際の支援状況を確認して下さい )〇 商品販売をしない。 〇 しがらみを持たない。誇りをもって、愚直に、消費者側に立ち続けた22年間、「 FP事務所(有)エフピー・ステーション 」でつちかったスピリットを そのまま引き継ぎ、消費者側に立った情報発信や実行支援をしています。24年目のFP事務所です。「武田つとむ ファイナンシャル・プランナー事務所」岩手県盛岡市 メール:[email protected]p1級FP技能士 宅地建物取引士 武田 つとむ