日本の国会議員で純日本人で構成されてる政党は参政党だけって本当ですか？

純日本人を大和民族とした場合、どこまで遡っていくかによっても話が違います。

沖縄に住む人の大半が琉球民族であり、大和民族とは異なるので含めないと考えることが出来るし、アイヌと言われる北方の各民族も一部は日本の縄文系民族の血を引いているので、純粋な大和民族とは言えません。

さらにいくつかの時代に大陸からやってきた渡来人が日本に定住して、その子孫が大和民族と結婚して混血の子孫が生まれていたり、平安時代初期までの東北は縄文系民族が支配していてその子孫が大和民族との混血だったり、九州は5世紀頃まではヤマト王権とは対立していて民族としても異なっているということも考えれば、純粋な大和民族の人間は誰なのかを特定することは困難です。

そこまで拡大してしまうと、100％純粋な大和民族は実は少数派ということも考えられます。

どこまで遡った上で純粋な大和民族と見なすのかを決めないと、誤った解釈になりかねません。

定義次第でどのようにもいえます。

「純日本人」という語には一般的な定義は存在しません。
また、多くの文脈において「純日本人」という語は非常に恣意的に使われています。

参政党の熱烈な支持者が『俺が認めた者以外は「純日本人」ではない』と定義していれば、その人の主観では「日本の国会議員で純日本人で構成されてる政党は参政党だけ」が正しいということにもできます。
もっと素朴に『先祖を調べても日本人以外いない者』という定義をするなら、参政党の国会議員もそれが判るような資料を示していないので、確実にそうだとは言えなくなります。
『帰化人ではない日本国籍者』という定義でいうなら、参政党以外にもいくつかは該当しそうです。
単純に『日本国籍保有者』という定義でいうなら、日本の被選挙権には日本国籍が必須ですから、どの政党の国会議員も「純日本人」ばかりということになります。

で、質問者様の考える「純日本人」の定義はどのようなものでしょうか？

ウソです。

そもそも国会議員になるためには日本国籍が必要ですよ。
日本人だってもとは大陸から渡ってきた人達なんですから純日本人なんて幻想です。