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著…なおにゃん『今日も一歩も外に出なかったけどいい一日だった。 気にしすぎさんが自分軸を作るまで』

 物事の視点をちょっとずらすだけで、生き苦しい毎日がほんの少し楽になる…。

 そんな気づきを、ああしなさいこうしなさいといった命令口調ではなく、ごく自然に共感出来る文体で綴ったエッセイ。

 ゆる〜いイラストや漫画も載っているので、リラックスしながら読めます。


 ⭐️Kindle版

 ⭐️単行本版


 ●いろんな「自分」がいる分、いろんな「居場所」を持とう

 ●夢を持つことは素晴らしいけれど、夢を持たないといけないわけじゃない

 ●他人は自分の人生に責任をとってくれないから、人の意見を聞き過ぎない

 ●出来たことがあったら、自分をいっぱい褒めよう

 ●自分が嫌いな人にはむしろ嫌われた方が楽。なぜなら向こうから距離をとってくれるから

 といった考え方が載っています。

 どれも、読めば読むほど心が軽くなっていきます。

 わたしは特に、『向いてないということがわかったら大収穫』と題されたページに惹かれました。

 わたしは何か一つでも失敗すると自分が全否定されたかのように落ち込んでしまいがちなのですが、

 でも、向いてないとはっきりわかる経験も、案外大事だなと思った。なぜなら、この分野は今後手を出したらいけないと、はっきり線引きができるからだ。そして、それは自分を守ることにもつながる。

(著…なおにゃん『今日も一歩も外に出なかったけどいい一日だった。 気にしすぎさんが自分軸を作るまで』から引用)


 という考え方が目から鱗でした。

 ああ、なんて素敵な線引き。



 〈こういう方におすすめ〉
 あれこれ思い悩むことが多くて、毎日しんどい方。

 〈読書所要時間の目安〉
 1時間半くらい。

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