焼きプリンのあった夕方
ある日の仕事帰り、電車が大幅に遅延していたので、久しぶりにカフェでゆっくり珈琲をのんだ。
古典的なプリンの横には、よく空気を含んだ、かるーいホイップクリームが添えられていて、それだけで気持ちがふんわりする。
ふと、職場の人たちに好きな人が多いことに気がついた。
人として惹かれる部分があり、尊敬できて、自然と慕う気持ちが湧き上がってくる。
仕事をする場で、こんな風にのびのびと過ごせるんだと驚く。
こんな世界があることを知れて嬉しい。
そこに自分を連れてきてくれた巡り合わせに