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由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2021年11月25日

P(弱く)がひょろひょろにならなくするには?(動画つき)

動画はこちら
https://youtu.be/Z13ZP9hCvWo

P、弱く小さく弾く

二胡でPすると、弱っちくてひょろひょろした音になりやすい

弱く、と、弱っちいは違う
小さく、と、ひょろひょろは違う

弱く弾いても、小さく弾いても、
芯のある音はしてほしいよね

さて、どうすればいいか?

弱くしようと思うと、
手の力や体の力を抜いて、弦に与える力を弱めようとするよね、

これがひょろひょろになる。

実は逆

体に力を込めて
手に力を込めて 弾く

え?それじゃあ強くなっちゃう?
それじゃあギーギーいう?

そうだよね

ケーキ作ったことありますか?
小さいしぼり袋で生クリーム絞ったり、チョコレートで文字を書いたりしたことありますか?

神経を集中しないと、すぐはみ出します

ぶちゅって出てしまったり、にょろろ〜と暴れてしまったり

この時体はリラックスというより、逆に力を込めて、呼吸も慎重にすると思います

これに似ています

例えばお豆腐をお箸で、絶対に崩さず挟んで持つとしたら

完全に力を抜いてしまっては、豆腐はつまめないどころか、箸も持てません

箸を持つ力は必要

更に、豆腐の重みを持つ力も必要

しかし、力の入れ方が悪いと、豆腐は砕けます

絶妙に、力を入れ、箸の挟む力を弱くする

これに似ています

二胡でPを弾く時

体と呼吸にはちゃんと力を入れています

主に丹田といわれる所

そして上腕

しかし、弓毛が弦に触れる接点では、強く擦らない
これがつまり箸先です

そして、お腹に力を込めて、一定に弾く

ここでふらついては、音がひょろひょろになります

このPを弾くのは、訓練、練習が必要です

子どもにお豆腐崩さず挟め、って言ったってできないでしょ?

何年もお箸を使ってきた大人だからできることです

二胡のPの弾き方、
イメージできましたか?





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Posted by 由紀子 at 13:20二胡上達

2021年11月15日

トリルのコツ(動画つき)

動画はこちら
https://youtu.be/g4GvHOMiRNc

トリル、わかりますか?
二度上の音と元音を交互に弾くこと

例えば、ドの音にトリルをつけるなら、
ドレドレドレドレとリズムに達する長さまで弾くことです

この奏法は指が速く弦をたたく動作が必要

でも、うまく指が動かない、動きにくい
って人

あるいは、ほかの指は動くけど、特定の指、例えば小指が動きにくいって人

試してみてほしいコツ

それは
元音の指
例えばさっきの例で話すと、ドの指

この指に重心を乗せるようにすること

いつもの押さえ方より、
指先側に弦を押さえて、第一関節や第二関節を深めに曲げて、重心を下方向に傾けます

すると、トリルする指が動きやすくなるんです

注意しなければいけないのは、
重心が下に行くだけなので、
虎口(親指と人差し指の間の叉)の位置は、下にずらしてはいけませんよっていう事

試してみてください  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 10:31二胡上達