インテージは、YouTube広告のオフライン店舗売り上げに対する広告効果を計測する「Sales Impact Scope」の提供を開始した。
同ソリューションでは、インテージが提供する「SRI+(全国小売店パネル調査)」とGoogleがオープンソースで公開する統計手法「Causal Impact」を組み合わせ、オンライン広告によるオフライン売り上げの増分リフトを推定。仮説/効果検証を行うフレームワークを提供する。
効果の推計においては、前提条件として売り上げデータの波形が同質に近づくように、広告配信エリアと広告非配信エリアに分割。広告非配信エリアの売り上げ推移から広告配信エリアにおける「仮に広告配信しなかった場合の売り上げ」を推計し、実際の売り上げとの差を増分リフトとして算出することで、他手法に比べ精緻な広告効果計測を実現する。
今後は、YouTube以外のオンライン広告やオフライン施策への展開を目指す。
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