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PRIDE.32

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
PRIDE.32 "THE REAL DEAL"
イベント詳細
シリーズ PRIDE(ナンバーシリーズ)
主催 DSE
開催年月日 2006年平成18年)10月21日
開催地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ネバダ州ラスベガス
会場 トーマス&マック・センター
開始時刻 午後6時(PT
試合数 全8試合
放送局 スカイパーフェクTV!
入場者数 11,727人
入場収益 2,056,044USドル
PPV購入数 30,000件[1]
報酬総額 495,000USドル[2]
イベント時系列
PRIDE 無差別級グランプリ 2006 決勝戦 PRIDE.32 "THE REAL DEAL" PRIDE 武士道 -其の十三-

PRIDE.32 "THE REAL DEAL"(プライド・サーティーツー "ザ・リアルディール")は、日本総合格闘技イベント「PRIDE」の大会の一つ。2006年平成18年)10月21日アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガストーマス&マック・センターで開催された。

大会概要

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PRIDE初の海外開催となった本大会ではロビー・ローラー、トラビス・ガルブレイス、ショーン・オヘアがPRIDEに初参戦。

セミファイナルではPRIDE GRANDPRIX 2005王者マウリシオ・ショーグンケビン・ランデルマンと対戦し、膝十字固めで一本勝ち。メインイベントではPRIDEヘビー級王者エメリヤーエンコ・ヒョードルマーク・コールマンとノンタイトル戦で対戦し、腕ひしぎ十字固めで一本勝ちを収めた。

会場にはWWEシェイン・マクマホンが来場した[3]

試合後の薬物検査でビクトー・ベウフォートパウエル・ナツラの2人が陽性となった。

ルールの変更

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本大会は日本での開催とは異なりネバダ州アスレチック・コミッションの管理下で行われたため、従来のPRIDEルールではなく、同コミッションの認可した統一総合格闘技ルールが適用された[4]。そのため、試合時間は5分3ラウンドとなり、また選手の体重差にかかわらず、グラウンド状態の相手の頭部への蹴りによる攻撃(サッカーボールキック、踏みつけ、がぶりからの膝等)は全て禁止となった。なお、頭部への肘打ちは従来のPRIDEルール通り禁止とされた。当該ルールはPRIDE.33においても同様に適用された。

試合結果

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第1試合 ウェルター級ワンマッチ 5分3R
アメリカ合衆国の旗 ロビー・ローラー vs. アメリカ合衆国の旗 ジョーイ・ヴィラセニョール ×
1R 0:22 TKO(レフェリーストップ:左跳び膝蹴り)
第2試合 ミドル級ワンマッチ 5分3R
日本の旗 中村和裕 vs. カナダの旗 トラビス・ガルブレイス ×
2R 1:16 TKO(レフェリーストップ:ボディへの膝蹴り→パウンド
第3試合 88kg契約ワンマッチ 5分3R
アメリカ合衆国の旗 フィル・バローニ vs. 日本の旗 西島洋介 ×
1R 3:20 TKO(レフェリーストップ:チキンウィングアームロック
第4試合 ミドル級ワンマッチ 5分3R
アメリカ合衆国の旗 ダン・ヘンダーソン vs. ブラジルの旗 ビクトー・ベウフォート ×
3R終了 判定3-0(30-27、30-27、30-26)
第5試合 ヘビー級ワンマッチ 5分3R
アメリカ合衆国の旗 バタービーン vs. アメリカ合衆国の旗 ショーン・オヘア ×
1R 0:29 TKO(レフェリーストップ:スタンドパンチ連打)
第6試合 ヘビー級ワンマッチ 5分3R
アメリカ合衆国の旗 ジョシュ・バーネット vs. ポーランドの旗 パウエル・ナツラ ×
2R 3:04 アンクルホールド
第7試合 ミドル級ワンマッチ 5分3R
ブラジルの旗 マウリシオ・ショーグン vs. アメリカ合衆国の旗 ケビン・ランデルマン ×
1R 2:35 膝十字固め
第8試合 ヘビー級ワンマッチ 5分3R
ロシアの旗 エメリヤーエンコ・ヒョードル vs. アメリカ合衆国の旗 マーク・コールマン ×
2R 1:15 腕ひしぎ十字固め

脚注

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  1. ^ Pay-per-view MMAPayout
  2. ^ Pride USA Fighter Salaries Ivan's Blog(MMA WEEKLYからのアーカイブ) 2006年10月28日
  3. ^ Showbiz and MMA FOXSports 2006年10月25日
  4. ^ PRIDE REVEALS MORE LAS VEGAS DETAILS MMAWEEKLY 2006年9月19日

関連項目

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外部リンク

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