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NGC 4567とNGC 4568

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
NGC 4567(上の数値)
NGC 4568(下の数値)
NGC 4567(上)とNGC 4568(下)
星座 おとめ座
見かけの等級 (mv) 12.6[1]
12.5[2]
視直径 2.92' × 1.39'[1]
4.25' × 0.98'[2]
分類 SA(rs)bc[1]
SA(rs)bc[2]
位置
元期:J2000.0
赤経 (RA, α)  12h 36m 32.710s[1]
 12h 36m 34.260s[2]
赤緯 (Dec, δ) +11° 15′ 28.80″[1]
11° 14′ 20.00″[2]
赤方偏移 0.007495[1]
0.007522[2]
視線速度 (Rv) 2247 ± 1 km/s
2255 ± 3 km/s[2]
距離 7730 ± 1700万光年(23.7 ± 5.2 Mpc)[1]
6850万 ± 1960万 光年 (21.0 ± 6.0 Mpc)[2]
物理的性質
半径 45200光年[要出典]
絶対等級 (H) -13.3[要出典]
他のカタログでの名称
UGC 7777, PGC 42064, 2MASS J12363270+1115288

UGC 7776, PGC 42069, 2MASS J12363248+1114197[2]

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NGC 4567とNGC 4568は、おとめ座の方角に約7000万光年離れた位置にある非棒渦巻銀河である。どちらも1784年にウィリアム・ハーシェルによって発見された。おとめ座銀河団の一部であり、超新星SN 2004ccが観測された。

中性水素原子や水素分子の分布を調査するとこの銀河は、2つの銀河の衝突と融合の過程にあり、両銀河が重なり合う部分では高い割合で星形成を行っている。しかし、これは銀河の相互作用の早い段階に過ぎない[3]

The Butterfly Galaxies[4]シャム双生児[5](The Siamese Twins[4])とも呼ばれる。NASA2020年8月5日、「シャム双生児星雲」の名称を「エスキモー星雲」(NGC2392)とともに使用しないと明らかにした。[6]

関連項目

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出典

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  1. ^ a b c d e f g NASA/IPAC Extragalactic Database”. Results for NGC 4567. 2019年9月20日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i NASA/IPAC Extragalactic Database”. Results for NGC 4568. 2019年9月20日閲覧。
  3. ^ Kaneko, H.; Kuno, N.; Iono, D.; Tosaki, T.; Sawada, T.; Nakanishi, H.; Hirota, A. (2010). “Molecular Gas in the Early Stage of Interacting Galaxies: The NGC 4567/8 Pair”. Galaxy Wars: Stellar Populations and Star Formation in Interacting Galaxies 423: 26. Bibcode2010ASPC..423...26K. 
  4. ^ a b Spiral Galaxies NGC 4568 and NGC 4567
  5. ^ ハーシェル天体ウォッチング 地人書館 ISBN 978-4-8052-0813-7 p113
  6. ^ 泡とリングの二重構造、ふたご座の惑星状星雲NGC 2392”. sorae. 2020年10月19日閲覧。

外部リンク

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