BBSジャパン
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒933-0313 富山県高岡市福田六家525 北緯36度44分21.1秒 東経136度58分36.7秒 / 北緯36.739194度 東経136.976861度座標: 北緯36度44分21.1秒 東経136度58分36.7秒 / 北緯36.739194度 東経136.976861度 |
設立 | 1971年(昭和46年)7月29日 |
業種 | 輸送用機器 |
法人番号 | 4210001004355 |
事業内容 | 車輛用軽合金ホイールの輸出入及び国内製造販売 |
代表者 |
代表取締役会長 前田尚宏 代表取締役社長 新田孝之 |
資本金 |
1億円 (2024年6月30日現在)[1] |
純利益 |
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純資産 |
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総資産 |
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決算期 | 6月30日 |
主要株主 | 前田工繊 |
外部リンク | https://bbs-japan.co.jp/ |
BBSジャパン株式会社(ビービーエスジャパン)は、車輛用軽合金ホイールの輸出入及び国内製造販売する自動車部品製造メーカーである。かつては小野ホールディングスの子会社のワシマイヤー株式会社で鍛造ホイール製造を行ってきたが、小野グループの経営破綻により、前田工繊の傘下となった。2013年12月1日に同じく小野ホールディングス傘下であった日本BBS株式会社とワシ興産株式会社を吸収合併し現社名に変更した。
概要
[編集]主に自動車向け鍛造アルミホイールを製造・販売している。ドイツのBBS社と技術提携していたが、2010年に独BBS社が経営破綻し、同社のレーシングホイール製造販売部門と鍛造ホイール製造販売権は、2011年にワシマイヤーが属していた小野グループが買収した[2]。BBSブランドのホイールは、欧米の自動車メーカーはもとよりフォーミュラ1などのレーシングカーにも納入している。
世界標準規格ISO9001、国際規格QS-9000、TS(Technical Specification)16949を認証取得している。
2012年10月26日、東京地方裁判所に小野グループの他の中核2社(ワシ興産、アサヒオプティカル)とともに会社更生手続開始を申立て。2013年9月に前田工繊をスポンサーとする[3]更生計画案が認可され[4][5]、同年11月1日に前田工繊の完全子会社となった[6]。
自動車レースのフォーミュラ1(F1)とNASCARは、2022年シーズンよりBBSジャパンのホイールを独占的に使用することとなった。期間は、F1は4シーズン、NASCARは3シーズンとなる[7]。
沿革
[編集]- 1971年(昭和46年)7月29日 - アルミ糸巻きビーム(ボビン)製造メーカーとしてワシマイヤー株式会社設立。
- 1983年(昭和58年)- BBSと技術提携。
- 1985年(昭和60年)- RGワンピースホイールを製作。米国のSEMA SHOWにて、技術革新大賞受賞。鍛造ワンピースホイールの基礎を築く。
- 1991年(平成3年)- F1用マグネシウム鍛造ホイールを製作。
- 1992年(平成4年)- フェラーリのフォーミュラカーにマグネシウム鍛造ホイールを納入。
- 2011年(平成23年)- BBS社のレーシングホイール製造販売部門及び鍛造ホイール製造販売権を買収。
- 2012年(平成24年)- 東京地方裁判所に会社更生手続開始の申立て。
- 2013年(平成25年)
- 9月 - 更生計画認可。
- 10月 - 会社分割により、債権者への弁済にあてるホイール事業以外の資産を資産管理会社に分割。
- 11月 - 100%減資と同時に第三者割当増資を行い、前田工繊の完全子会社となる。
- 12月 - 子会社である日本BBS株式会社[8]、兄弟会社であるワシ興産を吸収合併し、BBSジャパン株式会社に商号変更。
脚注
[編集]- ^ a b c d BBSジャパン株式会社 第55期決算公告
- ^ ドイツBBS社のMotorsport部門の買収及びBBSブランドのレーシングホイール・鍛造ホイール商標権の買収ついて
- ^ スポンサーの選定について
- ^ 更生計画案付議のお知らせ
- ^ 更生計画の認可について
- ^ 更生会社ワシ興産株式会社及び更生会社ワシマイヤー株式会社の更生計画認可決定の確定、株式取得(完全子会社化)に関するお知らせ - 前田工繊株式会社
- ^ 『これがF1独占ホイール BBSジャパン 成果 市販品に反映』北日本新聞 2022年1月15日23面
- ^ 日本BBS株式会社は会社更生法の適用申請を行っていない。