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AFCチャンピオンズリーグ2007

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AFCチャンピオンズリーグ2007
AFC Champions League 2007
大会概要
日程 2007年3月7日 - 11月14日
チーム数 28 (AFC連盟)
大会結果
優勝 日本の旗 浦和レッズ (1回目)
準優勝 イランの旗 セパハン
大会統計
試合数 92試合
ゴール数 230点
(1試合平均 2.5点)
得点王 ブラジルの旗 モタ(7点)
最優秀選手 日本の旗 永井雄一郎
 < 20062008

AFCチャンピオンズリーグ2007 (AFC Champions League 2007) は、2002-2003年に第1回大会が行われて以来、5回目のAFCチャンピオンズリーグである。インドネシアオーストラリア韓国中国日本アラブ首長国連邦イラクイランウズベキスタンカタールクウェートサウジアラビアシリアの13の国の地域から2チーム、タイベトナムの2か国から1チーム、そして前回優勝チームを加えた計29チームが参加した(韓国は前回優勝チームを加え3チーム出場となる)。優勝は日本の浦和レッズで、日本勢としてはアジアクラブ選手権時代の1999年のジュビロ磐田以来、現行の大会になってからは初の優勝となった。

出場枠

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出場枠
前回大会優勝クラブ 1

参加クラブ

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ノックアウトステージから参加
チーム 出場資格 出場回数
(前回出場)
大韓民国の旗 全北現代モータース AFCチャンピオンズリーグ2006優勝 3回目(2006)
注釈
  1. ^ アラブ首長国連邦(UAE):リーグ優勝のアル・アハリは2年間ACL出場停止の為、繰り上がりで出場。
  2. ^ イラン(IRN):エステグラルは選手登録が間に合わなかったためAFCにより失格となった[1]
  3. ^ 日本(JPN):当時の天皇杯優勝クラブの出場資格は、前々年度の天皇杯優勝クラブであったため。2009年度より前年度の天皇杯優勝クラブに変更された。

グループステージ

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東地区(東アジア・東南アジア地域)では12チームを3グループに、西地区(中央アジア・西アジア・中東地域)では16チームを4グループにそれぞれ抽選によって振り分ける。東西ともに、それぞれのグループでホーム・アンド・アウェー(H&A)による総当たり戦を行い、各組1位がノックアウトステージへ進出。

もしも勝ち点が同じチームが出た場合の順位の付け方は以下のとおりである。

  1. 該当チームの直接対決分の勝点
  2. 該当チームの直接対決分の得失点差
  3. 該当チームの直接対決分の総得点
  4. グループ通算の得失点差
  5. グループ通算の総得点
  6. (同勝点が2チームだけ&対戦中の場合)試合後PK
  7. 抽選

グループA

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チーム 勝点 試合
アラブ首長国連邦の旗アル・ワフダ 13 6 4 1 1 13 6 +7
イラクの旗アル・ザウラー 11 6 3 2 1 9 6 +3
クウェートの旗アル・アラビ 7 6 2 1 3 10 12 -2
カタールの旗アル・ラーヤン 2 6 0 2 4 3 11 -8













グループB

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チーム 勝点 試合
サウジアラビアの旗 アル・ヒラル 8 4 2 2 0 5 1 +4
ウズベキスタンの旗 パフタコール 6 4 2 0 2 3 5 -2
クウェートの旗 アル・クウェート 2 4 0 2 2 2 4 -2

イランの旗 エステグラル は選手の予備登録フォームを期日内に行わなかった為、失格。








グループC

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チーム 勝点 試合
シリアの旗 アル・カラーマ 11 6 3 2 1 11 7 +4
ウズベキスタンの旗 ネフチ 10 6 3 1 2 6 7 -1
イラクの旗 アル・ナジャフ 8 6 2 2 2 9 8 +1
カタールの旗 アル・サッド 4 6 1 1 4 6 10 -4













グループD

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チーム 勝点 試合
イランの旗 セパハン 13 6 4 1 1 12 5 +7
サウジアラビアの旗 アル・シャバブ 10 6 3 1 2 9 3 +6
アラブ首長国連邦の旗 アル・アイン 6 6 1 3 2 5 8 -3
シリアの旗 アル・イテハド 3 6 0 3 3 3 13 -10













グループE

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チーム 勝点 試合
日本の旗 浦和レッズ 10 6 2 4 0 9 5 +4
オーストラリアの旗 シドニーFC 9 6 2 3 1 8 5 +3
インドネシアの旗 ペルシク・ケディリ 7 6 2 1 3 6 16 -10
中華人民共和国の旗 上海申花 5 6 1 2 3 7 4 +3













グループF

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チーム 勝点 試合
日本の旗 川崎フロンターレ 16 6 5 1 0 15 4 +11
大韓民国の旗 全南ドラゴンズ 10 6 3 1 2 7 8 -1
インドネシアの旗 アレマ・マラン 4 6 1 1 4 2 9 -7
タイ王国の旗 バンコク・ユニバーシティ 3 6 0 3 3 4 7 -3













グループG

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チーム 勝点 試合
大韓民国の旗 城南一和天馬 13 6 4 1 1 13 6 +7
中華人民共和国の旗 山東魯能 13 6 4 1 1 12 8 +4
オーストラリアの旗 アデレード・ユナイテッド 8 6 2 2 2 9 6 +3
ベトナムの旗 ドンタム・ロンアン 0 6 0 0 6 4 18 -14













ノックアウトステージ

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各グループ1位のチームに前回優勝の大韓民国の旗 全北現代モータースを加えた8チームによる、決勝まで一貫したH&Aでのトーナメント方式。

勝敗の付け方は以下のとおりである。

  1. 2試合の合計スコア
  2. 2試合のアウェーゴール数(以下AGと示す)
  3. 第2戦終了後に30分(前後半15分ずつ)の延長戦
  4. PK戦

組み合わせ抽選会は6月13日に行われた。

準々決勝 準決勝 決勝
                   
       
 イランの旗 セパハン 0 (PK5)
 日本の旗 川崎フロンターレ 0 (PK4)  
 イランの旗セパハン 3
   アラブ首長国連邦の旗アル・ワフダ 1  
 アラブ首長国連邦の旗 アル・ワフダ 1 (AG1)
 サウジアラビアの旗 アル・ヒラル 1 (AG0)  
 イランの旗セパハン 1
   日本の旗浦和レッズ 3
 大韓民国の旗 城南一和天馬 4
 シリアの旗 アル・カラーマ 1  
 大韓民国の旗 城南一和天馬 4 (PK3)
   日本の旗浦和レッズ 4 (PK5)  
 日本の旗 浦和レッズ 4
 大韓民国の旗 全北現代モータース 1  

準々決勝

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第1戦が2007年9月19日(水)、第2戦が2007年9月26日(水)に実施。

チーム #1 合計 チーム #2 第1戦 第2戦
セパハン イラン 0 - 0
5 (PK) 4
日本 川崎フロンターレ 0 - 0 0 - 0
アル・ワフダ アラブ首長国連邦 1 - 1
1 (AG) 0
サウジアラビア アル・ヒラル 0 - 0 1 - 1
城南一和天馬 大韓民国 4 - 1 シリア アル・カラーマ 2 - 1 2 - 0
浦和レッズ 日本 4 - 1 大韓民国 全北現代モータース 2 - 1 2 - 0

セパハン イランの旗 0 - 0 日本の旗 川崎フロンターレ
フーラッドシャフル・スタジアムエスファハーン
観客数: 25,000
主審: バーレーンの旗 ジャーシム・カリーム


アル・ワフダ アラブ首長国連邦の旗 0 - 0 サウジアラビアの旗 アル・ヒラル
アール・ナヒヤーン・スタジアムアブダビ
観客数: 12,000
主審: カタールの旗 アブドゥッラー・バリダー


城南一和天馬 大韓民国の旗 2 - 1 シリアの旗 アル・カラーマ
キム・ミンホ 72分にゴール 72分
曺秉局 74分にゴール 74分
9分にゴール 9分 アンドレ・センゴール
炭川総合運動場城南
観客数: 1,300
主審: イランの旗 ヘデヤ・モンビニ


浦和レッズ 日本の旗 2 - 1 大韓民国の旗 全北現代モータース
長谷部誠 4分にゴール 4分
田中達也 59分にゴール 59分
90分にゴール 90分 崔眞喆
埼玉スタジアム2002さいたま
観客数: 33,103
主審: ヨルダンの旗 サレム・マフムード・ムジュゲフ





※アル・ワフダ-アル・ヒラルはアウェーゴール・ルールによりアル・ワフダが準決勝進出。

準決勝

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第1戦が2007年10月3日(水)、第2戦が2007年10月24日(水)に実施。

チーム #1 合計 チーム #2 第1戦 第2戦
セパハン イラン 3 - 1 アラブ首長国連邦 アル・ワフダ 3 - 1 0 - 0
城南一和天馬 大韓民国 4 - 4
3 (PK) 5
日本 浦和レッズ 2 - 2 2 - 2


城南一和天馬 大韓民国の旗 2 - 2 日本の旗 浦和レッズ
モタ 10分にゴール 10分
金斗炫 80分にゴール 80分
52分にゴール 52分 田中達也
65分にゴール 65分 (pen.) ロブソン・ポンテ
炭川総合運動場城南
主審: カタールの旗 アブドゥッラフマーン・アブドゥ


浦和レッズ 日本の旗 2 - 2
(延長)
大韓民国の旗 城南一和天馬
ワシントン 21分にゴール 21分
長谷部誠 73分にゴール 73分
56分にゴール 56分 崔成国
69分にゴール 69分 金東炫
  PK戦  
ロブソン・ポンテ 成功
ワシントン 成功
阿部勇樹 成功
永井雄一郎 成功
平川忠亮 成功
5 – 3 成功 金相植
ミス 崔成国
成功 金東炫
成功 朴珍燮
埼玉スタジアム2002さいたま
観客数: 51,651
主審: クウェートの旗 サアド・カメール・アル・ファドリ

決勝

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チーム #1 合計 チーム #2 第1戦 第2戦
セパハン イラン 1 - 3 日本 浦和レッズ 1 - 1 0 - 2

第1戦

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第2戦

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浦和レッズが二試合合計スコア 3 - 1で優勝。


AFCチャンピオンズリーグ 2007 優勝
日本の旗
浦和レッズ
初優勝

関連項目

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脚注

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  1. ^ Esteghlal disqualified from AFC”. 2007年2月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月5日閲覧。
  2. ^ 豪雨のため4月11日15:30より順延

外部リンク

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