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2020年のサンフランシスコ・ジャイアンツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2020年のサンフランシスコ・ジャイアンツ
成績
ナショナルリーグ西地区3位
本拠地
都市 カリフォルニア州サンフランシスコ
オラクル・パーク
球団組織
オーナー サンフランシスコ・ベースボール・
アソシエイツLLC
GM スコット・ハリス (野球)
監督 ゲーブ・キャプラー
« 2019
2021 »

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2020年サンフランシスコ・ジャイアンツは、球団創設以来62年目のシーズン。カリフォルニア州サンフランシスコオラクル・パークでは13年目のシーズン。監督は1年目のゲーブ・キャプラー。所属はナショナルリーグ西地区

オフシーズン

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2019年シーズンは77勝85敗で地区3位だった。

2020年は世界中で新型コロナウイルスの感染が広まり、3月12日にはスプリングトレーニングの中止と開幕の延期が発表され、6月23日には公式戦開幕が7月23日か7月24日、レギュラーシーズンが全60試合で開催されること、特例処置でナショナルリーグにも指名打者が適用されることが発表された[1]。6月30日にはマイナーリーグの開催中止が発表された[2]

開幕後

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9月27日にレギュラーシーズンの全日程が終了し、29勝31敗で地区3位だった。ワイルドカードでは2位のミルウォーキー・ブルワーズと並んでいたが、直接対決で負け越していたため、ポストシーズン進出はならなかった。

10月28日にはトレバー・ケーヒルケビン・ゴーズマンドリュー・スマイリートニー・ワトソンがFAとなった[3]

チーム成績

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シーズン成績

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アメリカンリーグ
チーム 勝利 敗戦 勝率 G差
東地区
1 (1)タンパベイ・レイズ 40 20 .667 -
2 (5)ニューヨーク・ヤンキース 33 27 .550 7.0
3 (8)トロント・ブルージェイズ 32 28 .533 8.0
4 ボルチモア・オリオールズ 25 35 .417 15.0
5 ボストン・レッドソックス 24 36 .400 16.0
中地区
1 (3)ミネソタ・ツインズ 36 24 .600 -
2 (4)クリーブランド・インディアンス 35 25 .583 1.0
3 (7)シカゴ・ホワイトソックス 35 25 .583 1.0
4 カンザスシティ・ロイヤルズ 26 34 .433 10.0
5 デトロイト・タイガース 23 35 .397 12.0
西地区
1 (2)オークランド・アスレチックス 36 24 .600 -
2 (6)ヒューストン・アストロズ 29 31 .483 7.0
3 シアトル・マリナーズ 27 33 .450 9.0
4 ロサンゼルス・エンゼルス 26 34 .433 10.0
5 テキサス・レンジャーズ 22 38 .367 14.0
ナショナルリーグ
チーム 勝利 敗戦 勝率 G差
東地区
1 (2)アトランタ・ブレーブス 35 25 .583 -
2 (6)マイアミ・マーリンズ 31 29 .517 4.0
3 フィラデルフィア・フィリーズ 28 32 .467 7.0
4 ワシントン・ナショナルズ 26 34 .433 9.0
5 ニューヨーク・メッツ 26 34 .433 9.0
中地区
1 (3)シカゴ・カブス 34 26 .567 -
2 (5)セントルイス・カージナルス 30 28 .517 3.0
3 (7)シンシナティ・レッズ 31 29 .517 3.0
4 (8)ミルウォーキー・ブルワーズ 29 31 .483 5.0
5 ピッツバーグ・パイレーツ 19 41 .317 15.0
西地区
1 (1)ロサンゼルス・ドジャース 43 17 .717 -
2 (4)サンディエゴ・パドレス 37 23 .617 6.0
3 サンフランシスコ・ジャイアンツ 29 31 .483 14.0
4 コロラド・ロッキーズ 26 34 .433 17.0
5 アリゾナ・ダイヤモンドバックス 25 35 .417 18.0
アメリカンリーグ
チーム 地区
地区1位
1 タンパベイ・レイズ 40 20 .667
2 オークランド・アスレチックス 西 36 24 .600
3 ミネソタ・ツインズ 36 24 .600
地区2位
4 クリーブランド・インディアンス 35 25 .583
5 ニューヨーク・ヤンキース 33 27 .550
6 ヒューストン・アストロズ 西 29 31 .483
ワイルドカード
7 シカゴ・ホワイトソックス 35 25 .583 -3.0
8 トロント・ブルージェイズ 32 28 .533 -
レギュラーシーズン敗退
9 シアトル・マリナーズ 西 27 33 .450 5.0
10 カンザスシティ・ロイヤルズ 26 34 .433 6.0
11 ロサンゼルス・エンゼルス 西 26 34 .433 6.0
12 ボルチモア・オリオールズ 25 35 .417 7.0
13 ボストン・レッドソックス 24 36 .400 8.0
14 デトロイト・タイガース 23 35 .397 8.0
15 テキサス・レンジャーズ 西 22 38 .367 10.0
タイブレーク
ナショナルリーグ
チーム 地区
地区1位
1 ロサンゼルス・ドジャース 西 43 17 .717
2 アトランタ・ブレーブス 35 25 .583
3 シカゴ・カブス 34 26 .567
地区2位
4 サンディエゴ・パドレス 西 37 23 .617
5 セントルイス・カージナルス 30 28 .517
6 マイアミ・マーリンズ 31 29 .517
ワイルドカード
7 シンシナティ・レッズ 31 29 .517 -2.0
8[a] ミルウォーキー・ブルワーズ 29 31 .483 -
レギュラーシーズン敗退
9[a] サンフランシスコ・ジャイアンツ 西 29 31 .483 0.0
10 フィラデルフィア・フィリーズ 28 32 .467 1.0
11 コロラド・ロッキーズ 西 26 34 .433 3.0
12 ニューヨーク・メッツ 26 34 .433 3.0
13 ワシントン・ナショナルズ 26 34 .433 3.0
14 アリゾナ・ダイヤモンドバックス 西 25 35 .417 4.0
15 ピッツバーグ・パイレーツ 19 41 .317 10.0
タイブレーク
  1. ^ a b 地区内勝率でブルワーズがジャイアンツを上回る


先発変遷

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打順 開幕戦 9月1日
1 ヤストレムスキー CF ヤストレムスキー RF
2 フローレス 3B ディッカーソン LF
3 サンドバル 1B ロンゴリア 3B
4 ディッカーソン LF ベルト 1B
5 ペンス DH フローレス DH
6 マッカーシー RF ソラーノ 2B
7 デュボーン 2B クロフォード SS
8 クロフォード SS バート C
9 ハイネマン C デュボーン CF
クエト P ゴーズマン P

首脳陣

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サンフランシスコ・ジャイアンツ 2020
背番号 名前 役職
19 ゲーブ・キャプラー 監督
50 カイ・コレア英語版 ベンチコーチ
12 ドニー・エッカー英語版 打撃コーチ
17 ジャスティン・ビエル英語版 打撃コーチ
88 ダスティン・リンド英語版 打撃コーチ補佐
41 アンドリュー・ベイリー 投手コーチ
45 ブライアン・バニスター 投手ディレクター
21 イーサン・カッツ英語版 投手コーチ補佐
00 アントアン・リチャードソン 一塁兼外野守備コーチ
23 ロン・ウォタス 三塁コーチ
32 クレイグ・アルバーナス英語版 ブルペンコーチ
79 ニック・オルティーズ クオリティ・コントロール
91 マーク・ホールバーグ コーチ補佐
92 アリッサ・ナッケン コーチ補佐
99 植松泰良 ブルペン捕手

個人成績

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投手成績

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色付きは規定投球回数(60イニング)以上の選手


































ジョニー・クエト 12 0 0 2 3 0 .400 63.1 61 9 26 56 41 38 5.40

野手成績

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色付きは規定打数(186打数)以上の選手



































ウィルマー・フローレス 55 213 198 30 53 11 1 12 32 1 0 1 13 36 .268 .315
エバン・ロンゴリア 53 209 193 26 49 10 1 7 28 0 0 3 11 39 .254 .297
マイク・ヤストレムスキー 54 225 192 39 57 14 4 10 35 2 0 0 30 55 .297 .400
ドノバン・ソラーノ 54 203 190 22 62 15 1 3 29 0 0 1 10 39 .326 .365

表彰

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達成記録

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脚注

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関連項目

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外部リンク

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