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黒木純司

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
黒木 純司
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 宮崎県延岡市
生年月日 (1974-06-20) 1974年6月20日(50歳)
身長
体重
184 cm
82 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 1995年 ドラフト4位
初出場 1996年4月6日
最終出場 2003年5月21日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
選手歴
コーチ歴
  • 千葉ロッテマリーンズ (2011)

黒木 純司(くろき じゅんじ、1974年6月20日 - )は、宮崎県延岡市[1]出身の元プロ野球選手投手、右投右打)・コーチ

来歴

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1991年、捕手として1年先輩の黒木知宏投手(元千葉ロッテマリーンズ)とバッテリーを組み、2年夏の甲子園に出場[1]。新チームから投手へ転向、3年夏は県大会ベスト8[2]社会人野球三菱自動車水島へ進み、1年目は都市対抗野球川崎製鉄水島に補強されたが登板なし。1994年の日本選手権では初戦で先発し、プリンスホテル斉藤貢と投げ合うが敗れた。1995年、第66回都市対抗野球大会に自チームで出場して最後の1回を投げたが初戦敗退[1]ドラフト4位で日本ハムファイターズに入団[1]。入団発表時には黒木知宏に対抗し、「マイケル」と呼んでほしいとアピールしたほか、「目標は、イチローをケチョンケチョンに抑えて、イチローのファンを自分のファンにしたい」と大胆な発言をしていた[3]

プロ入り2年目の1997年、34試合に登板し5勝5敗6セーブ中継ぎ・抑えとしての地位を確立する。1999年は自己最多登板となる50試合に登板し、3勝3敗8セーブをあげた。

2001年はわずか1試合の登板に終わり、その年のシーズン終了後、武藤潤一郎投手との交換トレードでロッテへ移籍[1]。再び黒木知宏と同僚になる。2003年は4試合の登板に終わり、球団から戦力外通告を受け、現役を引退。

2005年はロッテのスカウトとして球界へ復帰、2011年はロッテの二軍投手コーチ補佐を務めた後[4]、再びスカウトに就任[5]

詳細情報

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年度別投手成績

[編集]




















































W
H
I
P
1996 日本ハム 2 0 0 0 0 0 0 0 -- ---- 20 5.0 4 2 2 0 0 4 1 0 3 3 5.40 1.20
1997 34 2 0 0 0 5 5 6 -- .500 279 66.0 65 4 17 3 6 25 3 1 34 28 3.82 1.24
1998 41 0 0 0 0 4 3 8 -- .571 230 50.2 56 7 25 3 1 25 2 2 28 27 4.80 1.60
1999 50 0 0 0 0 3 3 8 -- .500 327 73.2 83 9 29 6 3 39 2 1 31 29 3.54 1.52
2000 32 0 0 0 0 2 1 0 -- .667 151 33.2 39 5 8 1 5 26 0 1 19 18 4.81 1.40
2001 1 0 0 0 0 0 0 0 -- ---- 7 0.2 4 2 1 0 0 0 0 0 5 5 67.50 7.50
2002 ロッテ 6 0 0 0 0 0 0 0 -- ---- 54 12.0 16 1 2 0 2 6 0 0 6 6 4.50 1.50
2003 4 0 0 0 0 0 0 0 -- ---- 33 7.1 9 2 2 0 1 6 1 0 6 6 7.36 1.50
通算:8年 170 2 0 0 0 14 12 22 -- .538 1101 249.0 276 32 86 13 18 131 9 5 132 122 4.41 1.45

記録

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  • 初登板:1996年4月6日、対近鉄バファローズ1回戦(日生球場)、7回裏に2番手で救援登板・完了、2回無失点
  • 初奪三振:1996年8月17日、対近鉄バファローズ17回戦(香川県営野球場)、8回表に吉田剛から
  • 初先発:1997年5月23日、対西武ライオンズ10回戦(東京ドーム)、3回1/3を1失点(自責点0)
  • 初勝利:1997年6月22日、対近鉄バファローズ13回戦(大阪ドーム)、8回裏に4番手で救援登板・完了、2回無失点
  • 初セーブ:1997年7月11日、対近鉄バファローズ14回戦(東京ドーム)、8回表1死に3番手で救援登板・完了、1回2/3を無失点

背番号

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  • 26 (1996年 - 2001年)
  • 19 (2002年 - 2003年)
  • 84 (2011年 )

登録名

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  • 黒木 純司 (くろ じゅんじ、1996年 - 1997年)
  • 黒木 潤司 (くろ じゅんじ、1998年 - 1999年)
  • 黒木 純司 (くろき じゅんじ、2000年 - 2003年途中)
  • 黒木 詢士 (くろき じゅんじ、2003年)

脚注

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  1. ^ a b c d e プロ野球人名事典 2003(2003年、日外アソシエーツ)、206ページ
  2. ^ '96スポニチプロ野球手帳 スポーツニッポン新聞社
  3. ^ 久保田龍雄 (2021年12月19日). “「イチローをケチョンケチョンに…」 周囲を困惑させた新人たちの“驚愕発言”〈dot.〉”. AERA dot. (アエラドット). 2021年12月26日閲覧。
  4. ^ 2011年度のコーチングスタッフのお知らせ - 千葉ロッテマリーンズ公式サイト
  5. ^ 週刊ベースボール2014年3月24日号 P18

関連項目

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外部リンク

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