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雲台

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

雲台(うんだい)とは、

  • 中国朝鮮日本などにおいて、
    • 高台
    • 物を乗せる台。特に仏像を乗せる台や美術工芸品を乗せる台のこと。前者の多くは蓮の花を模しており、後者の多くは天板に短い脚が四本付いた構造。
  • カメラ双眼鏡など、光学機器と三脚などの架台本体のあいだに入れ、それらの光学機器を自由な方向にむけて固定するためのもの。大まかに分けて、3軸可動(3way)のスチル用雲台、2軸可動(2way)のシネ/ビデオ雲台やスチル用ジンバル雲台、主にスチル用のボール式自由雲台がある(英語で雲台はpan head, 自由雲台はball head)。
天体望遠鏡の場合、2way雲台と同様の動作をする架台経緯台極軸と同じ方向(つまり、地球の自転と同じ方向)に回転する架台を赤道儀と呼ぶ。