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辻裕教

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
つじ ひろゆき

辻 裕教
仙台高等検察庁検事長就任時に公開された肖像写真
生誕 (1961-10-04) 1961年10月4日(63歳)
日本の旗 大阪府
国籍 日本の旗 日本
出身校 東京大学法学部
職業 検察官
法務官僚
著名な実績 法務事務次官
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辻 裕教(つじ ひろゆき、1961年10月4日 - )は、日本検察官法務官僚法務事務次官等を経て、仙台高等検察庁検事長。

人物・来歴

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人物

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法務省大臣官房長や刑事局長、法務事務次官を経て、2021年より現職。

2023年6月、東京高等検察庁黒川弘務元検事長の定年延長問題で、大阪地方裁判所は、当時法務次官を務めていた辻を証人尋問する事に決まった。現職検事長が証人尋問を受けるのは異例であったが[1]、7月11日付で辞職[2]

経歴

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著書・論文

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  • 裁判員法/刑事訴訟法 司法制度改革概説(6)」商事法務、2005年7月、ISBN 978-4785712433
  • 「刑事訴訟法等の一部を改正する法律の制定経緯等について」「警察学論集」69巻8号(2016年8月号)、立花書房、2016年。
  • 法制審議会、新時代の刑事司法制度特別部会の審議経過について」「井上正仁先生古希祝賀論文集」酒巻匡大澤裕川出敏裕編著、有斐閣、2019年3月、ISBN 978-4-641-13931-2

脚注

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注釈・出典

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  1. ^ 元法務事務次官の辻検事長を尋問へ 検察官の定年延長巡る訴訟で:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2023年6月16日). 2023年6月17日閲覧。
  2. ^ 辻仙台高検検事長 11日付で辞職へ | 全国のニュース”. 福井新聞D刊. 2024年9月11日閲覧。
  3. ^ a b 『東大人名録,第1部』1992年発行、36ページ
  4. ^ 名古屋高検検事長、林氏を起用”. 日本経済新聞 (2017年12月26日). 2019年9月5日閲覧。
  5. ^ 東京高検検事長に黒川氏 法務次官は辻氏”. 日本経済新聞 (2019年1月8日). 2019年9月5日閲覧。
  6. ^ ■名古屋高検検事長に大場氏”. 日本経済新聞 (2021年8月28日). 2021年8月28日閲覧。

外部リンク

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先代
新倉英樹
松江地方検察庁検事正
2013年 - 2014年
次代
奥村淳一
先代
黒川弘務
法務省官房長
2016年 - 2018年
次代
小山太士
先代
林眞琴
法務省刑事局長
2018年 - 2019年
次代
小山太士
先代
黒川弘務
法務事務次官
2019年 - 2021年
次代
高嶋智光
先代
大塲亮太郎
仙台高等検察庁検事長
2021年 - 2023年
次代
上冨敏伸