諏訪神社 (瑞浪市土岐町)
諏訪神社 | |
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所在地 | 岐阜県瑞浪市土岐町鶴城2911-11 |
位置 | 北緯35度23分27秒 東経137度16分11.5秒 / 北緯35.39083度 東経137.269861度座標: 北緯35度23分27秒 東経137度16分11.5秒 / 北緯35.39083度 東経137.269861度 |
主祭神 | 南方刀美神・八坂刀売神・天神 |
社格等 | 旧村社 |
創建 | 不明 |
主な神事 | 10月第2日曜日 |
諏訪神社(すわじんじゃ)は、岐阜県瑞浪市土岐町鶴城に鎮座する神社(旧村社)。
祭神
[編集]例祭
[編集]10月第2日曜日
概要
[編集]創建時期は不明である。
平安時代に編纂された美濃国神名帳の土岐郡の項に「従五位下神野大神」と記されていることから、少なくても10世紀以前に、天神を祭神とする神野明神が創建された。
永禄8年(1565年)1月、鶴ヶ城主の延友三郎兵衛尉信光が、信濃国の諏訪大社より、鶴ヶ城の隣地で現在地より100mほど東の猪野洞に勧請した。当時の棟札が残っている。
正保年間(1644~1648年)に、古くからあった神野明神を同じ境内とした。
その後、延宝年間(1673~1681年)に現在地である天神の森へ遷座し、土岐村の氏神と仰がれた。
笹踊り
[編集]毎年10月の第2日曜日に行われる秋の例祭「笹踊り」が、諏訪神社に奉納される。
笹踊りは雨乞い踊りの伝承によるもので、諏訪神社の奉納神楽として江戸時代中期が最も盛んであった。
伊勢信仰の影響を受けて、二見浦や伊勢神宮の風物詩が唄われている。
例祭当日には、男子は白の狩衣に風折れ烏帽子を被って、白い鼻緒の草履を履き、女子は青白の振袖に一文字笠をかぶり、赤い鼻緒の草履を履く。
そして、男女とも扇子と笹の小枝を持ち、地方[1]と呼ばれる伴奏者の拍子木と唄に合わせて踊る。
笹踊の踊手は十人で衣装は、男子は白の狩衣に風折れ烏帽子をかぶり、白い鼻緒の草履を履き、
女子は青白の振袖に一文字笠をかぶり、赤い鼻緒の草履を履く。そして、男女とも扇子と笹の小枝を持ち、地方の拍子木と唄に合わせて踊る。
奏者は、太鼓は1つ(1人)、笛は2本(2人)、拍子木は1つ(1人)、唄方は2人である。
この神楽は明治維新の頃から中絶していたが、日露戦争の戦勝祝賀として、村の若衆によって復興された。
昭和52年(1977年)に瑞浪市の無形民俗文化財に指定された。
境内社
[編集]- 天神社 (神野明神/高野明神) 祭神:菅原道真
交通アクセス
[編集]- 瑞浪市コミュニティバス土岐線・日吉線「鶴城」バス停より徒歩で約5分。
参考文献
[編集]- 『瑞浪市史 歴史編』 第三編 古代(ニ) 第二章 東山道と瑞浪 第三節 古代の宗教 三 古代の神社 神野明神 p228~p229 瑞浪市 昭和49年
- 『瑞浪市史 歴史編』 第四編 中世 第二章 室町時代の郷土 第三節 中世の宗教・文化 ニ 神道 諏訪社と尋河社 p375~p382 瑞浪市 昭和49年
- 『土岐市史(一)原始時代~関ヶ原合戦』 第十七章 式内社・帳内社 ニ 土岐郡の帳内社 p100 第44図 従五位下高野明神 土岐市史編纂委員会 昭和45年
外部リンク
[編集]脚注
[編集]- ^ じかた=伴奏者