観音寺 (飯能市)
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観音寺 福寿殿 (2019年11月2日撮影) | |
所在地 | 埼玉県飯能市山手町5番地17号 |
位置 | 北緯35度51分22.86秒 東経139度18分46.22秒 / 北緯35.8563500度 東経139.3128389度座標: 北緯35度51分22.86秒 東経139度18分46.22秒 / 北緯35.8563500度 東経139.3128389度 |
山号 | 般若山[1] |
院号 | 長寿院[1] |
宗派 | 真言宗智山派[2] |
本尊 | 如意輪観世音菩薩 不動明王 ほか[2] |
創建年 | 810年(弘仁8年)[2] |
中興 | 長誉[1] |
札所等 |
武蔵野七福神・寿老人 武蔵野三十三観音霊場第二十四番 |
法人番号 | 4030005014534 |
般若山 長寿院 観音寺(はんにゃさん ちょうじゅいん かんのんじ)は埼玉県飯能市の真言宗智山派の寺院である。 本尊は如意輪観世音菩薩・不動明王ほか。
武蔵野七福神
[編集]武蔵野七福神の1寺であり、不動堂に寿老人が安置されている[3]。
白象
[編集]鐘撞き堂には第二次世界戦争中、鐘が供出されてしまったため堂のみが残されていたが、昭和40年頃に飯能銀座のせんべい店「亀屋」の店主が張り子の象を制作し、のちに観音寺の堂に収められて現在に至っている。公式ページには象にまつわる仏教説話が語られている。[4]。なお飯能周辺にはかつてアケボノゾウが生息していて、入間市と飯能市境の入間川沿いでは化石も産出されている。
漫画・アニメヤマノススメにはこの白象が何度も登場することから、現在ではアニメのシーンを描いた看板が置かれ、絵馬が飾られるスペースもある。寺では各キャラクターを描いた絵馬も販売している。地元の子供だけでなく、この象をめあてに訪れるヤマノススメファンも多い。
飯能鬼子母神
[編集]飯能鬼子母神は鬼子母神とゆかりの深いザクロが飯能の名産だったため、飯能商工会議所と協力して平成19年11月に設置された。寺の東側にあり、顔出し看板なども置かれている。
歴史
[編集]1867年(慶応4年)の飯能戦争で、智観寺・心応寺などともに、幕府軍(振武軍)が立てこもった寺の1つである。 1950年代まではサーカスが催されていた。 かつて境内には、同寺が運営する昭和28年開園の飯能幼稚園があったが、平成15年に新園舎が建設され北側に移転した。
ギャラリー
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公道より山門を見る(2019年11月2日撮影)
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参道(2019年11月2日撮影)
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参道(2019年11月2日撮影)
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鐘楼(2019年11月2日撮影)
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鐘楼の白象(2019年11月2日撮影)
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本堂(2019年11月2日撮影)
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手水舎(2019年11月2日撮影)
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さざれ石(2019年11月2日撮影)
アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 新編武蔵風土記稿 飯能村.
- ^ a b c 観音寺公式ページ 私たちの宗団.
- ^ 観音寺公式ページ 武蔵野七福神 寿老人.
- ^ 観音寺公式ページ 白象.
参考文献
[編集]外部リンク
[編集]- “観音寺公式ページ”. 2018年12月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月14日閲覧。
- 武蔵野三十三観音霊場 公式ホームページ