西銀座ダイヤモンドコース
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西銀座ダイヤモンドコース(にしぎんざダイヤモンドコース)とは北アルプス山麓の折立登山口を起点とし、太郎山・黒部五郎岳・三俣蓮華岳・双六岳から西鎌尾根を経て槍ヶ岳へ至る登山道の名称である。三俣蓮華岳で裏銀座縦走コースと合う。
概要
[編集]単にダイヤモンドコースと呼ばれるのが一般的である。西銀座縦走コースと呼ばれることもある。また、単に西銀座と言うこともある。但し、2009年8月現在、「西銀座」をキーワードにして検索を行なっても、登山路がヒットすることはなく、それに比して「ダイヤモンドコース」では多くの山行記がヒットするため、こちらの名称の方が、より一般的なものであることが判る。
表銀座縦走コース(表銀座)や裏銀座縦走コース(裏銀座)と比べると、コース名としての知名度は低いが、尾根伝いの縦走路としては定番の人気コースであり、登山ツアーなどではしばしば見かける名称である。
このコースの特色は、折立の登山口から槍ヶ岳までの距離は、表銀座や裏銀座のコースと比較すれば長くなるが、尾根の急登や鎖場・ガレ場などの難所が殆んどなく、広い稜線が大半を占めることである。よって、より一般者・初心者向けのコースということが出来る。但し、太郎山から黒部五郎岳や、三俣蓮華岳から双六岳の間は、なだらかで広い稜線上の道であり、途中に分岐がある(神岡新道など)場所もあるので、荒天時や濃霧時には、迷わないように注意する必要がある。