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荒川友司

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

荒川 友司(あらかわ ともじ、1942年11月16日[1] - 2000年8月27日[1][2][3])は、地方競馬笠松競馬場に所属していた調教師

来歴

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北海道沙流郡門別町出身[1]。中学校卒業後の1959年道営競馬厩務員となり[1]、笠松競馬へ移籍後の1963年騎手免許を取得する[1]1967年サラブレッド大賞(笠松)でダートオーに騎乗し重賞初勝利。他に準重賞時代の1971年第1回秋風ジュニアをスピーデーコンカーに騎乗し勝利している。1968年結婚。

1972年に調教師免許を取得[1][2]。地方競馬通算1384勝[1][2]重賞101勝[2][注 1]の実績を挙げ、NARグランプリでは受賞者の常連であった[5]1995年には管理馬のライデンリーダー中央競馬報知杯4歳牝馬特別で優勝[6][2][3]1997年全日本サラブレッドカップでは管理馬が1着から3着までを独占する[7]など、交流競走でも結果を残した。

1999年秋に[1][8]肺癌のため[8]闘病生活に入り[1]、翌2000年8月に[3][9][1]現役のまま死去。

受賞歴

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  • NARグランプリ最優秀調教師賞5回[1][2][5]、優秀調教師賞5回[1][5]
  • NARグランプリ特別賞(2000年)[5]

おもな管理馬

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脚注

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注釈

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  1. ^ 中央競馬の1勝を含めて103勝との説あり[4]

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n ハロン』、地方競馬全国協会、2000年10月、29頁。 
  2. ^ a b c d e f 日本中央競馬会優駿』2000年10月号、p.132
  3. ^ a b c d 野元賢一 (2000年9月10日). “専門記者の競馬コラム「名伯楽逝く・地方から中央に挑戦」”. サラブnet. 日本経済新聞. 2011年5月21日閲覧。
  4. ^ 川島正行調教師重賞勝利新記録達成!”. 千葉県競馬組合 (2011年5月12日). 2011年5月21日閲覧。
  5. ^ a b c d 『NARグランプリ2009』表彰馬・表彰者決定!”. 地方競馬全国協会 (2010年1月7日). 2011年5月21日閲覧。
  6. ^ 『優駿』1995年5月号、pp.146-147
  7. ^ a b 『優駿』1998年1月号、pp.128-129
  8. ^ a b 白石邦嗣「超一流の美学を、ありがとう!」『ハロン』、地方競馬全国協会、2000年10月、31頁。 
  9. ^ 中央競馬を振り返る”. 競馬ニホン (2000年8月). 2011年5月21日閲覧。
  10. ^ a b c 『ハロン』、地方競馬全国協会、2000年10月、30頁。 
  11. ^ a b 『ハロン』、地方競馬全国協会、2000年10月、31頁。 

参考文献

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