第23回東京国際映画祭
オープニング | 『ソーシャル・ネットワーク』 |
---|---|
クロージング | 『ザ・タウン』 |
会場 | 日本 東京(六本木) |
創設 | 1985年 |
受賞 | 『僕の心の奥の文法』 |
賞名 | 東京サクラグランプリ |
主催者 | ユニジャパン(第23回東京国際映画祭実行委員会) |
上映作品数 | 102本(公式部門 上映長編) 他 |
期間 | 2010年10月23日 - 31日 |
ウェブサイト | http://2010.tiff-jp.net/ |
東京国際映画祭開催史 |
第23回東京国際映画祭は、2010年10月23日(土)から10月31日(日)の9日間に開催された東京国際映画祭。
概要
[編集]東京の六本木で開催された。六本木が主要会場になるのは、第17回(2004年)から7回連続。六本木のみで開催されるのは、第22回(2009年)に続いて2回目。会場にはTOHOシネマズ六本木ヒルズ、シネマート六本木の2つの映画館が使われた。
公式オープニング作品は『ソーシャル・ネットワーク』、公式クロージング作品は『ザ・タウン』。オープニング・イベントは、第21回(2008年)~第22回(2009年)同様にグリーンカーペットがレッドカーペットの代わりに用いられた。
オープニング・イベント開始直前に、中国代表団から台湾の表記について抗議があり(後述)、台湾映画のキャスト・スタッフがグリーンカーペットに登場できない事態が起きた。なお、アジアの風部門での台湾映画特集などは問題なく行われた。
この第23回からぴあフィルムフェスティバル (PFF) との提携企画として、その年のPFFグランプリ受賞作品を「日本映画・ある視点」部門で上映するようになった。
第22回(2009年)まで、映画祭開催期間中に毎日発行され会場で配布されていた映画祭新聞(フリーペーパー)が、この第23回から発行されなくなった。ハリウッド・リポーターによる The Tokyo Daily が作られた。
第19回 - 第22回同様に、すべての上映で当日券が販売された(前売券が完売した回も含む)。
コンペティション部門のプログラミング・ディレクターは矢田部吉彦。アジアの風部門は石坂健治。
上映作品
[編集]ワールド・プレミアは世界初上映、インターナショナル・プレミアは本国以外で初上映、アジアン・プレミアはアジアにて初上映となったことを意味する。
個々の作品詳細・画像については、「第23回東京国際映画祭公式サイト 上映作品一覧サイトページ」[1]または「第23回東京国際映画祭公式サイト 上映作品 部門紹介サイトページ」[2]から参照することができる。
コンペティション部門
[編集]上映題 (劇場公開題・DVD題) |
英語題 (原題) |
監督 | 製作国 | 備考 |
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そして、地に平和を | And Peace on Earth (Et In Terra Pax ) |
マッテオ・ボトルーニョ ダニエレ・コルッチーニ |
イタリア | インターナショナル・プレミア上映 |
ビューティフル・ボーイ | Beautiful Boy | ショーン・クー | アメリカ合衆国 | アジアン・プレミア上映 |
ブライトン・ロック | Brighton Rock | ローワン・ジョフィ | イギリス | アジアン・プレミア上映 2015年9月25日に日本でDVD発売 |
フラミンゴ No.13 | Flamingo No.13 (فلامینگو شماره 13 ) |
ハミド・レザ・アリゴリアン | イラン | ワールド・プレミア上映 |
一粒の麦 | If the Seed Doesn't Die (DACA BOBUL NU MOARE ) (AKO ZRNO NE UMRE ) |
シニツァ・ドラギン | ルーマニア セルビア オーストリア |
ワールド・プレミア上映 |
僕の心の奥の文法 | Intimate Grammar (Hadikduk Hapnimi ) |
ニル・ベルグマン | イスラエル | 東京サクラグランプリ 受賞 インターナショナル・プレミア上映 |
隠れた瞳 | The Invisible Eye (LA MIRADA INVISIBLE ) |
ディエゴ・レルマン | アルゼンチン フランス スペイン |
アジアン・プレミア上映 |
わたしを離さないで | Never Let Me Go | マーク・ロマネク | イギリス アメリカ合衆国 |
アジアン・プレミア上映 2011年3月26日に日本で劇場公開 |
鋼のピアノ | The Piano in a Factory (钢的琴 ) |
チャン・メン(张猛) | 中華人民共和国 | 最優秀男優賞 受賞 アジアン・プレミア上映 |
小学校! | Primary! (¡PRIMARIA! ) |
イバン・ノエル | スペイン | ワールド・プレミア上映 |
サラの鍵 | Sarah's Key (ELLE S'APPELAIT SARAH ) |
ジル・パケ=ブレネール | フランス | 最優秀監督賞 受賞 観客賞 受賞 アジアン・プレミア上映 2011年12月17日に日本で劇場公開 |
海炭市叙景 | Sketches of Kaitan City | 熊切和嘉 | 日本 | ワールド・プレミア上映 2010年12月18日に日本で劇場公開 |
ゼフィール | Zephyr (ZEFiR ) |
ベルマ・バシュ | トルコ | アジアン・プレミア上映 |
一枚のハガキ | POST CARD | 新藤兼人 | 日本 | 審査員特別賞 受賞 ワールド・プレミア上映 2011年8月6日に日本で劇場公開 |
ブッダ・マウンテン (ブッダ・マウンテン〜希望と祈りの旅) |
Buddha Mountain (觀音山 ) |
リー・ユー | 中華人民共和国 | 最優秀女優賞 受賞 最優秀芸術貢献賞 受賞 ワールド・プレミア上映 2013年9月28日に日本で劇場公開 |
特別招待作品
[編集]上映題 (劇場公開題・DVD題) |
英語題 (原題) |
監督 | 製作国 | 備考 |
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ソーシャル・ネットワーク | The Social Network | デヴィッド・フィンチャー | アメリカ合衆国 | オープニング作品 2011年1月15日に日本で劇場公開 |
ザ・タウン | The Town | ベン・アフレック | アメリカ合衆国 | クロージング作品 2011年2月5日に日本で劇場公開 |
トロン: レガシー 3D スペシャル・プレゼンテーション | TRON: LEGACY 3D Special Presentation | ジョセフ・コジンスキー | アメリカ合衆国 | 3D上映 『トロン: レガシー』の特別映像(24分) 『トロン: レガシー』は2010年12月17日に日本で劇場公開 |
歌うヒットマン! (歌う!ヒットマン3D) |
The Singing Hitman! | 高畑隆史 | 日本 | 3D上映 ワールド・プレミア上映 2011年6月18日に日本で劇場公開 |
SP 野望篇 | SP THE MOTION PICTURE Ⅰ | 波多野貴文 | 日本 | 2010年10月30日に日本で劇場公開 |
男たちの挽歌 (男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW) |
A Better Tomorrow (무적자 ) |
ソン・ヘソン | 大韓民国 | 2011年2月19日に日本で劇場公開 |
怪盗グルーの月泥棒 3D | Despicable Me | クリス・ルノー ピエール・コフィン |
アメリカ合衆国 | 3D上映 日本語吹き替え版での上映 2010年10月29日に日本で劇場公開 |
カウントダウンZERO | Countdown to Zero | ルーシー・ウォーカー | アメリカ合衆国 | 2011年9月1日に日本で劇場公開 |
牙狼<GARO> 〜RED REQUIEM〜 | GARO-RED REQUIEM | 雨宮慶太 | 日本 | ワールド・プレミア上映 3D上映 2010年10月30日に日本で劇場公開 |
クレイジーズ | THE CRAZIES | ブレック・アイズナー | アメリカ合衆国 | 2010年11月13日に日本で劇場公開 |
クロッシング | Brooklyn's Finest | アントワン・フークア | アメリカ合衆国 | 2010年10月30日に日本で劇場公開 |
しあわせの雨傘 | POTICHE (POTICHE ) |
フランソワ・オゾン | フランス | 2011年1月8日に日本で劇場公開 |
シュレック フォーエバー | Shrek Forever After | マイク・ミッチェル | アメリカ合衆国 | 日本語吹き替え版での上映 2010年12月18日に日本で劇場公開 |
ストーン | STONE | ジョン・カラン | アメリカ合衆国 | 2010年10月30日に日本で劇場公開 |
チェブラーシカ | Cheburashka | 中村誠 | 日本 | 『チェブラーシカ』(63分)と『くまのがっこう~ジャッキーとケイティ』(28分)併せて上映 『くまのがっこう~ジャッキーとケイティ』はワールド・プレミア上映 2010年12月18日に日本で劇場公開(2作同時上映) |
くまのがっこう〜ジャッキーとケイティ | The bears' school ~Jackie&Keity~ | 児玉徹郎 | 日本 | |
デイブレイカー | DAYBREAKERS | ピーター・スピエリッグ マイケル・スピエリッグ |
オーストラリア アメリカ合衆国 |
2010年11月27日に日本で劇場公開 |
白夜行 | Into the White Night | 深川栄洋 | 日本 | ワールド・プレミア上映 2011年1月29日に日本で劇場公開 |
武士の家計簿 | Abacus and Sword | 森田芳光 | 日本 | ワールド・プレミア上映 2010年12月4日に日本で劇場公開 |
ふたたび swing me again | Swing Me Again | 塩屋俊 | 日本 | インターナショナル・プレミア上映 2010年11月13日に日本で劇場公開 |
行きずりの街 | STRANGERS IN THE CITY | 阪本順治 | 日本 | 2010年11月20日に日本で劇場公開 |
レオニー | Leonie | 松井久子 | 日本 アメリカ合衆国 |
2010年11月20日に日本で劇場公開 |
アジアの風
[編集]アジア中東パノラマ
[編集]上映題 (劇場公開題・DVD題) |
英語題 (原題) |
監督 | 製作国 | 備考 |
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黒く濁る村 | MOSS (이끼 ) |
カン・ウソク | 大韓民国 | インターナショナル・プレミア上映 2010年11月20日に日本で劇場公開 |
妖術 | Magic (요술 ) |
ク・ヘソン | 大韓民国 | |
虹 | Passerby #3 (레인보우 (Rainbow) ) |
シン・スウォン | 大韓民国 | アジアの風部門 最優秀アジア映画賞 受賞 全州国際映画祭 韓国長編映画部門 グランプリ受賞作品 第1回なら国際映画祭(2010年8月) 新人コンペティション 上映作品 |
重慶ブルース | Chongqing Blues (日照重庆 ) |
ワン・シャオシュアイ(王小帥) | 中華人民共和国 | 第63回カンヌ国際映画祭コンペティション部門 上映作品 |
ホット・サマー・デイズ | Hot Summer Days (全城熱戀熱辣辣 ) |
ウィン・シャ(夏永康) トニー・チャン(陳國輝) |
アメリカ合衆国 香港 中華人民共和国 |
|
愛に関するすべてのこと | All About Love (得閒炒飯 ) |
アン・ホイ | 香港 | |
恋の紫煙 | Love in a Puff (志明與春嬌 ) |
パン・ホーチョン(彭浩翔) | 香港 | |
ハイソ | Hi-So (Hi-So ) |
アーティット・アッサラット | タイ | |
タイガー・ファクトリー | The Tiger Factory (虎廠 ) |
ウー・ミンジン | マレーシア 日本 |
『タイガー・ファクトリー』はアジアの風部門 アジア映画賞スペシャル・メンション 受賞 『タイガー・ファクトリー』『インハレーション』併せて上映 『インハレーション』は短編(17分) |
インハレーション | Inhalation (都是正常的 ) |
エドモンド・ヨウ | マレーシア 日本 | |
燃え上がる木の記憶 | Memories of a Burning Tree (Kumbukumbu Za Mti Uunguao ) |
シャーマン・オン | タンザニア オランダ シンガポール マレーシア |
|
赤とんぼ | Red Dragonflies (Red Dragonflies ) |
リャオ・チエカイ | シンガポール | 全州国際映画祭 審査員特別賞 受賞作品 |
海の道 | Ways of the Sea (HALAW ) |
シャロン・ダヨック | フィリピン | シネマラヤ・インディペンデント映画祭2010 新鋭監督作部門 作品・監督・主演男優・編集賞 受賞作品 |
ラーヴァン | Raavan (Raavan ) |
マニラトナム | インド | |
ドッグ・スウェット | Dog Sweat (ARAGH SAGEE ) |
ホセイン・ケシャワルズ | イラン | アジアン・プレミア上映 |
パリから5時間 | Five Hours from Paris (Hamesh Shaot me'Pariz ) |
レオン・プルドフスキー | イスラエル | |
追伸 | P.S (ИЛОВА ) |
ヤルキン・トゥイチエフ | ウズベキスタン | インターナショナル・プレミア上映 |
カメリア | Camellia (카멜리아 ) |
ウィシット・サーサナティアン 行定勲 チャン・ジュヌァン |
大韓民国 日本 タイ |
2011年10月22日に日本で劇場公開 |
台湾電影ルネッサンス2010〜美麗新世代
[編集]上映題 (劇場公開題・DVD題) |
英語題 (原題) |
監督 | 製作国 | 備考 |
---|---|---|---|---|
モンガに散る | MONGA (艋舺 ) |
ニウ・チェンザー | 中華民国 | 台湾電影ルネッサンス2010 オープニング作品上映 2010年12月18日に日本で劇場公開 |
ジュリエット | Juliets (茱麗葉 ) |
ホウ・チーラン(侯季然) シェン・コーシャン(沈可尚) チェン・ユーシュン |
中華民国 | ワールドプレミア上映上映 |
台北カフェ・ストーリー | Taipei Exchanges (第36個故事 ) |
シアオ・ヤーチュアン(蕭雅全) | 中華民国 | 2012年4月14日に日本で劇場公開 |
4枚目の似顔絵 | The Fourth Portrait (第四張畫 ) |
チョン・モンホン(鍾孟宏) | 中華民国 | |
ズーム・ハンティング | Zoom Hunting (獵豔 ) |
チュオ・リー(卓立) | 中華民国 | |
風に吹かれて―キャメラマン李屏賓(リー・ピンビン)の肖像 | Let the Wind Carry Me (乘著光影旅行 ) |
クワン・プンリョン(關本良) チアン・シウチュン(姜秀瓊) |
中華民国 |
躍進トルコ映画の旗手 レハ・エルデム監督全集
[編集]上映題 (劇場公開題・DVD題) |
英語題 (原題) |
監督 | 製作国 | 備考 |
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月よ | Oh Moon (A Ay ) |
レハ・エルデム | トルコ | 1988年の作品 |
ラン・フォー・マネー | Run for Money (KAÇ PARA KAÇ ) |
レハ・エルデム | トルコ | 第13回東京国際映画祭(2000年) コンペティション部門 上映作品 |
ママ、こわいよ | Mommy, I'm Scared (KORKUYORUM ANNE ) |
レハ・エルデム | トルコ | 2004年の作品 |
時間と風 | Times and Winds (BES VAKIT ) |
レハ・エルデム | トルコ | 第20回東京国際映画祭(2007年) アジアの風部門 上映作品 |
マイ・オンリー・サンシャイン | My Only Sunshine (HAYAT VAR ) |
レハ・エルデム | トルコ | 2008年の作品 |
コスモス | KOSMOS (KOSMOS ) |
レハ・エルデム | トルコ | 2009年の作品 |
生誕70年記念〜ブルース・リーから未来へ
[編集]上映題 (劇場公開題・DVD題) |
英語題 (原題) |
監督 | 製作国 | 備考 |
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ブルース・リー 死亡遊戯 | GAME OF DEATH (死亡遊戲 ) |
ロバート・クローズ | 香港 | 『ブルース・リー 死亡遊戯』(1978年)『燃えよドラゴン』(1973年)併せて上映 |
燃えよドラゴン | ENTER THE DRAGON (龍爭虎鬥 ) |
ロバート・クローズ | 香港 アメリカ合衆国 | |
イップ・マン 序章 | IP MAN (葉問 ) |
ウィルソン・イップ(葉偉信) | 香港 | 2008年の作品 2011年2月19日に日本で劇場公開 |
イップ・マン 葉問 | IP MAN 2 (葉問2 ) |
ウィルソン・イップ(葉偉信) | 香港 | 『イップ・マン 序章』の続編 2011年1月22日に日本で劇場公開 |
ギャランツ〜シニアドラゴン龍虎激闘 |
Gallants (打擂台 ) |
デレク・クォック(郭子健) クレメント・チェン(鄭思傑) |
香港 | 2013年1月5日に日本で限定公開[3] |
伝説の男 | The Legend is Alive (Huyen Thoai Bat Tu ) |
リュー・フイン・リュー | ベトナム | 第19回アジアフォーカス・福岡国際映画祭(2009年) 上映作品 |
ディスカバー亜州電影 生誕100年記念~KUROSAWA魂 in アジア中東
[編集]上映題 (劇場公開題・DVD題) |
英語題 (原題) |
監督 | 製作国 | 備考 |
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忠烈図 | The Valiant Ones (忠烈圖 ) |
キン・フー | 香港 | 1975年の作品 |
炎 | Flames of the Sun (Sholay ) |
ラメーシュ・シッピー | インド | 1975年の作品 |
逃亡 | Run Away (策馬入林 ) |
ワン・トン | 中華民国 | 1984年の作品 |
ハイファ | Haifa (HAÏFA ) |
ラシード・マシャラーウィ | パレスチナ ドイツ オランダ |
1996年の作品 |
日本映画・ある視点
[編集]上映題 (劇場公開題・DVD題) |
英語題 (原題) |
監督 | 製作国 | 備考 |
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酔いがさめたら、うちに帰ろう。 | Wandering Home | 東陽一 | 日本 | 日本映画・ある視点 オープニング作品 ワールド・プレミア上映 2010年12月4日に日本で劇場公開 |
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん | A Liar and a Broken Girl | 瀬田なつき | 日本 | ワールド・プレミア上映 2011年1月22日に日本で劇場公開 |
歓待 | hospitalité | 深田晃司 | 日本 | 日本映画・ある視点部門 作品賞 受賞 ワールド・プレミア上映 2011年4月23日に日本で劇場公開 |
臍帯 | Birthright | 橋本直樹 | 日本 | ワールド・プレミア上映 2012年6月16日に日本で劇場公開 |
能楽師 伝承 | Successional Tradition of Noh | 田中千世子 | 日本 | ワールド・プレミア上映 2011年6月25日に日本で劇場公開 |
FIT | FIT | 廣末哲万 | 日本 | ワールド・プレミア上映 |
442 日系部隊・アメリカ史上最強の陸軍 | 442 -LIVE WITH HONOR, DIE WITH DIGNITY- | すずきじゅんいち | アメリカ合衆国 日本 |
アジアン・プレミア上映 2010年11月13日に日本で劇場公開 |
あんたの家 | Your Home | 山川公平 | 日本 | 第32回ぴあフィルムフェスティバル (PFF) との提携企画 PFFアワード2010 グランプリ受賞作(44分) 上映後にシンポジウム「日本の自主映画製作の現状と映画祭が果たしうる役割」 |
WORLD CINEMA
[編集]上映題 (劇場公開題・DVD題) |
英語題 (原題) |
監督 | 製作国 | 備考 |
---|---|---|---|---|
エッセンシャル・キリング | Essential Killing (Essential Killing ) |
イエジー・スコリモフスキ | ポーランド ノルウェー アイルランド ハンガリー |
アジアン・プレミア上映 第67回ヴェネツィア国際映画祭 審査員特別賞・男優賞 受賞作品 2011年7月30日に日本で劇場公開 |
ゴースト・ライター (ゴーストライター) |
The Ghost Writer (The Ghost ) |
ロマン・ポランスキー | フランス ドイツ イギリス |
第60回ベルリン国際映画祭 監督賞 受賞作品 2011年8月27日に日本で劇場公開 |
ゲスト | Guest (Guest ) |
ホセ・ルイス・ゲリン | スペイン | アジアン・プレミア上映 第67回ヴェネツィア国際映画祭オリゾンティ部門 上映作品 |
ハンズ・アップ! | Hands Up (Les Mains en L'Air ) |
ロマン・グーピル | フランス | アジアン・プレミア上映 |
ジャック、舟に乗る | Jack Goes Boating | フィリップ・シーモア・ホフマン | アメリカ合衆国 | アジアン・プレミア上映 第26回サンダンス映画祭 上映作品 |
神々と男たち | Of Gods and Men (DES HOMMES ET DES DIEUX ) |
グザヴィエ・ボーヴォワ | フランス | 第63回カンヌ国際映画祭 審査員特別グランプリ 受賞作品 2011年3月5日に日本で劇場公開 |
素数たちの孤独 | The Solitude of Prime Numbers (LA SOLITUDINE DEI NUMERI PRIMI ) |
サヴェリオ・コスタンツォ | イタリア | アジアン・プレミア上映 第67回ヴェネツィア国際映画祭コンペ部門 上映作品 |
聖トニの誘惑 | The Temptation of St. Tony (Püha Tõnu kiusamine ) |
ヴェイコ・オウンプー | エストニア フィンランド スウェーデン |
第26回サンダンス映画祭 上映作品 |
心の棘 | Thorn in the Heart (L'épine dans le cœur ) |
ミシェル・ゴンドリー | フランス | |
ウィンターズ・ボーン | Winter's Bone | デブラ・グラニック | アメリカ合衆国 | アジアン・プレミア上映 第26回サンダンス映画祭 グランプリ・脚本賞 受賞作品 2011年10月29日に日本で劇場公開 |
刑事ベラミー | Bellamy (BELLAMY ) |
クロード・シャブロル | フランス | クロード・シャブロル緊急追悼上映 |
natural TIFF
[編集]上映題 (劇場公開題・DVD題) |
英語題 (原題) |
監督 | 製作国 | 備考 |
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そのカエル、最凶につき | Cane Toads: The Conquest | マーク・ルイス | オーストラリア | |
ゾウとアタシに雪が降る | The Elephant (Слон ) |
ウラジーミル・カラバノフ | ロシア | 『ゾウとアタシに雪が降る』『Wake up!! TAMALA』併せて上映 『ゾウとアタシに雪が降る』はアジアン・プレミア上映 『Wake up!! TAMALA』(17分)はワールド・プレミア上映 |
Wake up!! TAMALA | Wake up!! TAMALA | t.o.L | 日本 | |
四つのいのち | The Four Times (Le Quattro Volte ) |
ミケランジェロ・フランマルティーノ | イタリア ドイツ スイス |
第63回カンヌ国際映画祭 監督週間 上映作品 パルム・ドッグ賞 審査員特別賞 受賞 2011年4月30日に日本で劇場公開 |
ハッピー・ポエット | The Happy Poet | ポール・ゴードン | アメリカ合衆国 | アジアン・プレミア上映 |
断崖のふたり (ヒマラヤ 運命の山) |
Nanga Parbat (Nanga Parbat ) |
ヨゼフ・フィルスマイアー | ドイツ | TOYOTA Earth Grand Prix 審査員特別賞 受賞 アジアン・プレミア上映 2011年8月6日に日本で劇場公開 |
スペース・ツーリスト | Space Tourists (Space Tourists ) |
クリスティアン・フライ | スイス | |
夏の草原 | Summer Pasture | リン・トゥルー ネルソン・ウォーカー |
中華人民共和国 アメリカ合衆国 |
アジアン・プレミア上映 |
闇と光の門 | Two Gates of Sleep | アリステア・バンクス・グリフィン | アメリカ合衆国 | アジアン・プレミア上映 第63回カンヌ国際映画祭 監督週間 上映作品 |
ヴィック・ムニーズ/ごみアートの奇跡 | Waste Land | ルーシー・ウォーカー | ブラジル イギリス |
|
水の惑星 ウォーターライフ | Waterlife | ケヴィン・マクマホン | カナダ | TOYOTA Earth Grand Prix 受賞 |
特別上映
[編集]上映題 (劇場公開題・DVD題) |
英語題 (原題) |
監督 | 製作国 | 備考 |
---|---|---|---|---|
Bunraku (BUNRAKU) |
Bunraku | ガイ・モシェ | アメリカ合衆国 | アジアン・プレミア上映 2012年1月14日に日本で劇場公開 |
共催企画
[編集]映画人の視点
[編集]東京国際映画祭と文化庁映画週間の共催企画[4]。
上映題 (劇場公開題・DVD題) |
英語題 (原題) |
監督 | 製作国 | 備考 |
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「映画人、小泉今日子の世界」 | ||||
快盗ルビイ | RUBY, THE THIEF | 和田誠 | 日本 | 1988年の作品 |
風花 | Kaza-hana | 相米慎二 | 日本 | 2000年の作品 |
トウキョウソナタ | TOKYO SONATA | 黒沢清 | 日本 オランダ 香港 |
2008年の作品 |
「映画人、種田陽平の世界」 | ||||
不夜城 | SLEEPLESS TOWN | リー・チーガイ | 日本 | 1998年の作品 |
シルク | Silk (詭絲 ) |
スー・チャオピン | 中華民国 | 2006年の作品 日本では劇場未公開 台湾シネマ・コレクション2008 で上映 |
キル・ビル Vol.1 | Kill Bill: Vol. 1 | クエンティン・タランティーノ | アメリカ合衆国 | 2003年の作品 |
「映画人、りんたろうの世界」 | ||||
幻魔大戦 | Harmagedon: Genma taisen | りんたろう | 日本 | 1983年の作品 |
カムイの剣 | The Dagger of Kamui | りんたろう | 日本 | 1985年の作品 |
メトロポリス | METROPOLIS | りんたろう | 日本 | 2001年の作品 |
文化庁映画週間 -Here&There
[編集]上映題 (劇場公開題・DVD題) |
英語題 (原題) |
監督 | 製作国 | 備考 |
---|---|---|---|---|
ただいま それぞれの居場所 | TADAIMA -I'm home a place for everyone | 大宮浩一 | 日本 | 文化庁映画賞 文化記録映画 大賞 受賞 2010年4月7日に日本で劇場公開 |
こつなぎ 山を巡る百年物語 | Kotsunagi-Iriai, The Commons in Japan | 中村一夫 | 日本 | 文化庁映画賞 文化記録映画 優秀賞 受賞 |
月あかりの下で 〜ある定時制高校の記憶〜 | Under The Moonlight〜memory of a night high school〜 | 太田直子 | 日本 | 文化庁映画賞 文化記録映画 優秀賞 受賞 |
みなと上映会
[編集]- プログラムA [5]
- まいごのペンギン LOST AND FOUND (24分、2009年、イギリス)
- わたしゴリラ? Gorilla (10分、2009年、フィンランド)
- ジョアンニの自慢のパパ The King of the Island (16分、2009年、イタリア)
- ふたりのプリンセスといじわるな魔女 Two Princesses (9分、2009年、ロシア)
- こま撮りえいが こまねこ Komaneko (5分、2005年、日本)
- プログラムB [5]
- 小さなバイキング ビッケ Wickie the Mighty Viking (85分、2009年、ドイツ)
- ぼく、ねむくないもん! SIXTEN (4分、2009年、スウェーデン)
- プログラムC [5]
- マイマイ新子と千年の魔法 Mai Mai Miracle (94分、2009年、日本)
日本映画監督協会新人賞、上映とシンポジウム
[編集]上映題 (劇場公開題・DVD題) |
英語題 (原題) |
監督 | 製作国 | 備考 |
---|---|---|---|---|
SR サイタマノラッパー | 8000 MILES: SR Saitama's Rapper | 入江悠 | 日本 | 第50回日本映画監督協会新人賞 受賞 |
映団連セミナー
[編集]上映題 (劇場公開題・DVD題) |
英語題 (原題) |
監督 | 製作国 | 備考 |
---|---|---|---|---|
大捜査網 [6] | DAISOUSAMOU | 村山三男 | 日本 | 1965年の作品 「フィルム原版の修復、保存とボーンデジタルシネマの長期的なアーカイヴについて」と題した文化財としての映画の保存についての講演つき |
受賞結果
[編集]- コンペティション
- TOYOTA Earth Grand Prix
-
- グランプリ: 『水の惑星 ウォーターライフ』(監督:ケヴィン・マクマホン)
- 審査員特別賞: 『断崖のふたり』(監督:ヨゼフ・フィルスマイアー、劇場公開題『ヒマラヤ 運命の山』)
- アジアの風
-
- 最優秀アジア映画賞: 『虹』(監督:シン・スウォン(신수원 申秀媛))
- スペシャル・メンション: 『タイガー・ファクトリー』(監督:ウー・ミンジン)
- 日本映画・ある視点
-
- 作品賞: 『歓待』(監督:深田晃司)
- フレンドシップアワード
審査員
[編集]コンペティション
[編集]- 審査委員長
- ニール・ジョーダン(アイルランド/監督)
- 審査員
TOYOTA Earth Grand Prix
[編集]アジアの風
[編集]日本映画・ある視点
[編集]台湾表記問題
[編集]10月26日の開幕式直前に、中華人民共和国の江平監督が、パンフレットに台湾との記載があることを取り上げ、「台湾は中国の一部であり、台湾の出席者に台湾の名称が使われているのは不適切だ」と主催者側に詰め寄り、「中国台湾か、中華台北を使用しなければボイコットする」と主張した。
また、中華民国(台湾)の陳氏に対し、「あなたたちは中国人だろう」と大声で詰め寄ったが、「私は台湾人だ」と返した。さらに、中華人民共和国側は、尖閣諸島問題を持ち出し、中台の映画関係者が連帯して開幕式を歩く提起をしたり、「台湾の映画を中国に売りたくないのか」などと脅した。
そして、主催者側と含めて、話し合いをしたが、双方とも一歩も引かず、俳優ら56人が式への参加を取りやめた。しかし、開幕式の翌日からは中台両代表団ともに各種イベントに参加して予定通りに進んだ。
その後、江平監督は、責任は台湾の代表団にはなく、主催者側にあるとし、「台湾の同胞とは関係がない。東京の主催者の間違いだ」と主張し、”一つの中国”の原則をうやむやにしたため、抗議のために、映画祭の全活動に関与しないことを決めた。
中国の反応
[編集]- 国務院台湾事務弁公室の報道官は、「当事者間の意思疎通の不足」が原因とした。そして、「我々も望まない事態」とし、「今回の問題が中台映画人の今後の協力に影響を与えないと信じている」と述べた。
- インターネットでの反応
台湾の反応
[編集]- 呉敦義行政院長(首相)は、「我々はいかなる横暴な物言いにも影響されない。国家主権の尊厳を守り、代表団が屈辱を受けないようにしなければならない」とし、「明らかに、中国代表団の団長は重大な間違いを犯した。われわれはこれまで何年も台湾の名称で、東京も含めた映画祭に参加している」と語った。 また、台湾メディアも大きく報じ、与野党共に反発した。
- 国家安全会議の胡為真秘書長は、中国が、「当事者間の意思疎通の不足」と語ったことに対し、「両岸関係の平和的発展という大局に基づいた発言」と語った
- ネットの反応
- 江平監督作品の主演者で台湾出身の俳優アレック・スーが、中国側のパーティーに、台湾側から唯一出席した為、ネットユーザーから激しく非難された。
主催者の反応
[編集]- 主催者の都島事務局長は、「なぜ今年に限ってこんなことを言い出したのか、正直言って困惑している。来年以降も台湾の呼称を変えるつもりはない」と語った[7][8][9][10][11][12][13][14]。
脚注
[編集]- ^ 第23回東京国際映画祭公式サイト 上映作品一覧サイトページ
- ^ 第23回東京国際映画祭公式サイト 上映作品 部門紹介サイトページ
- ^ 燃えよ!じじぃドラゴン 龍虎激闘
- ^ 映画祭公式サイト ニュース 「映画人の視点 Filmmaker's Angle」
- ^ a b c 映画祭公式サイト 上映作品 みなと上映会
- ^ 一般社団法人 映画産業団体連合会 映団連セミナー・特別上映
- ^ 読売[1][リンク切れ]
- ^ サーチナ[2][リンク切れ]
- ^ 朝日[3][リンク切れ]
- ^ 中国代表団、東京国際映画祭をボイコット 台湾の名称変更や尖閣で中台連帯を要求[4][リンク切れ]
- ^ 東京国際映画祭から『孔子』退出…台湾の名称問題で中国反発[5][リンク切れ]
- ^ 東京国際映画祭が開幕も、中国関係者が「抗議」で参加キャンセル[6][リンク切れ]
- ^ 「中国にこびるな」アレック・スーに怒り噴出!「中国之夜」出席で―東京国際映画祭[7]
- ^ 「台湾」呼称問題で中国側がコメント[8][リンク切れ]