竪堀駅
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竪堀駅 | |
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駅舎(2022年9月) | |
たてぼり Tatebori | |
◄CC01 柚木 (1.3 km) (2.8 km) 入山瀬 CC03► | |
所在地 | 静岡県富士市中島3 |
駅番号 | CC 02 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■身延線 |
キロ程 | 2.8 km(富士起点) |
電報略号 | タテ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
953人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1926年(大正15年)3月8日 |
備考 |
竪堀駅(たてぼりえき)は、静岡県富士市中島にある、東海旅客鉄道(JR東海)身延線の駅である。駅番号はCC02。
概要
[編集]竪堀駅は富士市富士北地区に位置し、1日約1100人の乗車客がある有人駅である。普通列車のみの停車駅であり、身延線で運行される特急「ふじかわ」は通過する。
JR東海によって運営されているが、1926年(大正15年)の開設時は私鉄富士身延鉄道が運営していた。その後同鉄道国有化を経て、1987年(昭和62年)の国鉄分割民営化に伴いJR東海に移管された。また、複線化に合わせて1969年(昭和44年)に移転するまでは、400mほど東で営業していた。
歴史
[編集]- 1926年(大正15年)3月8日:富士身延鉄道の竪堀停留場(たてほり - )として開業、旅客営業を開始[1]。
- 1927年(昭和2年)11月5日:竪堀駅に昇格[1]。この時、貨物営業を開始した模様[1]。
- 1938年(昭和13年)10月1日:富士身延鉄道を国有鉄道が借り上げし、身延線に[2]。同時に、「たてぼりえき」に呼称変更[1]。
- 1941年(昭和16年)5月1日:富士身延鉄道が正式に国有化される[2]。
- 1969年(昭和44年)9月28日:富士 - 入山瀬(竪堀)間線路移設・複線化に伴い、約400m西の現在の位置に移転・高架駅化。同時に貨物取扱廃止、荷物扱いを発送のみに限定[1]。
- 1974年(昭和49年)9月27日:竪堀 - 入山瀬間を複線化[3]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:発送荷物扱い廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる[1]。
- 2010年(平成22年)3月13日:ICカード「TOICA」の利用が可能となる[4]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する高架駅である。ホームは東側が1番線、西側が2番線であり、それぞれ上り列車、下り列車が発着する。
1階建てのコンクリート駅舎は高架線東側(1番線側)の地平に設置されており、各ホームとは通路や階段で結ばれている。駅舎内部には自動券売機やJR全線きっぷうりばが設置されている。キオスクは無いが1990年代前半頃までは改札口で新聞、雑誌、飲料や菓子等を販売していた。
当駅は管理駅の富士宮駅が管理する業務委託駅であり[5]、JR東海交通事業の係員が駅業務を行っているが、夜間時間帯は無人駅となる[5]。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | 身延線 | 上り | 富士方面[注釈 1] |
2 | 下り | 身延・甲府方面[注釈 1] |
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改札口(2022年9月)
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ホーム(2022年9月)
利用状況
[編集]「富士市統計書」「静岡県統計年鑑」によると、2021年度(令和3年度)の1日平均乗車人員は953人である[6][7]。
1993年度(平成5年度)以降の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
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年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
1993年(平成 | 5年)1,086 | [7] |
1994年(平成 | 6年)1,123 | |
1995年(平成 | 7年)1,115 | |
1996年(平成 | 8年)1,127 | |
1997年(平成 | 9年)1,050 | |
1998年(平成10年) | 989 | |
1999年(平成11年) | 905 | |
2000年(平成12年) | 897 | |
2001年(平成13年) | 907 | |
2002年(平成14年) | 893 | |
2003年(平成15年) | 864 | |
2004年(平成16年) | 888 | |
2005年(平成17年) | 901 | |
2006年(平成18年) | 925 | |
2007年(平成19年) | 896 | |
2008年(平成20年) | 899 | |
2009年(平成21年) | 939 | |
2010年(平成22年) | 972 | |
2011年(平成23年) | 956 | |
2012年(平成24年) | 995 | |
2013年(平成25年) | 1,058 | |
2014年(平成26年) | 1,034 | |
2015年(平成27年) | 1,068 | [8][7] |
2016年(平成28年) | 1,065 | |
2017年(平成29年) | 1,078 | [6][7] |
2018年(平成30年) | 1,081 | |
2019年(令和元年) | 1,104 | |
2020年(令和 | 2年)1,022 | |
2021年(令和 | 3年)953 |
駅周辺
[編集]- 静岡県立富士高等学校
- 富士緑道 - 旧身延線跡地。
バス路線
[編集]- 竪堀駅入口
- 宮崎クリニック入口
- ひまわりバス(運行は富士市が委託)
- 富士駅循環(青コース・赤コース):富士駅 ※平日土曜運転
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 2』 JTB、1998年、88頁
- ^ a b 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 1』 JTB、1998年、155頁
- ^ 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「飯田線・身延線・小海線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第3号、朝日新聞出版、2009年7月26日、23頁。
- ^ 『平成22年3月 TOICAがますます便利になります!!』(PDF)(プレスリリース)東海旅客鉄道、2009年12月21日。オリジナルの2020年12月19日時点におけるアーカイブ 。2020年12月19日閲覧。
- ^ a b 東海旅客鉄道編 『東海旅客鉄道20年史』 東海旅客鉄道、2007年
- ^ a b “運輸・通信” (PDF). 富士市統計書令和4年(2022年)版. 富士市. p. 142 (2023年6月15日). 2024年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月21日閲覧。
- ^ a b c d “6.鉄道運輸状況(JR)” (xls). 長期時系列【統計年鑑編】(県・市町村の変遷~商業). 静岡県. 2024年1月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月21日閲覧。
- ^ “運輸・通信” (PDF). 富士市統計書令和2年(2020年)版. 富士市. p. 159 (2021年6月). 2024年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月21日閲覧。