立野真琴
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たての まこと 立野 真琴[1] | |
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生誕 |
1964年3月23日(60歳)[1] 日本・富山県 |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 1986年 - |
ジャンル |
少女漫画 BL漫画 |
立野 真琴(たての まこと〈本名も同じ[注 1]〉、1964年3月23日[1] - )は、日本の漫画家。富山県富山市出身、牡羊座、血液型は(たぶん)A型[注 2]。富山県立富山北部高等学校卒業。
来歴・概要
[編集]高校卒業を機に美内すずえのところで住み込みで約3年半お世話になり、その後通いで1年くらいアシスタントをしていた。「入っていきなり、背景を描かされるなど、しっかり鍛えていただきました」と、デビュー翌年、新人作家紹介企画のインタビューで語っている[注 3][1]。
白泉社の第7回「HMCビッグチャレンジ賞準入選」を果たし[注 4]、その受賞作品「ゆられてたまごBoys」が『花とゆめ』1986年2号に掲載され本格デビュー、掲載号の柱にも「ついに念願の受賞!!」と作者が喜びのコメントを残している[1][注 5][注 6]。
その後同社の『花とゆめ』、『別冊花とゆめ』、『花丸漫画(月1回配信Web雑誌)』などを主な執筆の場としている。角川書店、ビブロス(倒産)、リブレ出版、新書館他複数の出版社、同人誌でも精力的に活動。集英社やオークラ出版などの小説の挿絵も多数手がけている。
作品
[編集]漫画
[編集]1980 - 1990年代
[編集]作品名 | 単行本 | その他 |
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ミッキー&一也シリーズ ・BUT,BADボーイズ! ・勝手にSPARK! ・T・Kピカレスク ・Dancin’ U.S.A ・ミックス・ダウン ・STARS |
シリーズ全6巻、1987年-1992年、白泉社 | 復刊 - シリーズ全4巻、2004年-2005年、学習研究社 |
D-WALK | 全7巻、1990年-1993年、白泉社 | 文庫版 - 全4巻、2007年-2008年、白泉社 |
レクチャー | 1991年、白泉社 | 復刊 - 2006年、学習研究社 |
カモン! | 1992年、白泉社 | |
沈黙のトキシン | 1993年、白泉社 | |
キラー・ストリート | 1994年、白泉社 | |
そりゃないぜBABY | 全11巻、1994年-1997年、白泉社 | 文庫版 - 全6巻、2006年-2007年、白泉社 |
神様はいるのかい? | 1994年、白泉社 | |
NIGHT HEAD(原作:飯田譲治) | 1997年、白泉社 【出版社変更】全8巻、1998年-2000年、角川書店 |
文庫版 - 全4巻、2004年、ホーム社 |
マリィMAX! | 全2巻、1998年、白泉社 | 復刊 - 全2巻、2006年、学習研究社 |
月に吠えろ! | 1999年、白泉社 | |
弾丸より疾く!! | 全4巻、1999年-2001年、白泉社 | |
カードの王様 | 全9巻、1999年-2004年、白泉社 |
2000年代
[編集]作品名 | 単行本 | その他 |
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青い羊の夢 | 2000年、白泉社 【出版社変更】全9巻、2006年-2015年、日本文芸社 |
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キライ嫌いも | 2001年、ビブロス | 文庫版 - 2007年、双葉社 |
ガーベラ | 2002年、集英社 | |
YELLOW | 全4巻、2002年-2004年、ビブロス | 完全版 - 上下巻、2007年、エンターブレイン |
予感 | 2003年、オークラ出版 | |
赤い天使 | 全2巻、2004年-2005年、学習研究社 | |
逆光線 立野真琴作品集 | 2004年、大都社 | |
月虹伝書 | 2004年、学習研究社 | |
9th SLEEP | 2004年、ビブロス | 復刊 - 2008年、双葉社 |
CUTE×GUY | 全4巻、2004年-2006年、白泉社 | |
家来生活 | 2004年、白泉社 | |
HERO・HEEL-英雄と悪漢 | 2005年、ビブロス 【出版社変更】全3巻、2006年-2007年、リブレ出版 |
|
愛とお金 | 2005年、白泉社 | |
花信風 | 2006年、オークラ出版 | |
Steal Moon | 全2巻、2006年-2007年、日本文芸社 | |
マティーニ攻略法 | 2006年、新書館 | |
エンジェリック・ルーン | 全3巻、2007年-2009年、祥伝社 | |
ハッピィ★ボーイズ | 全2巻、2007年-2008年、新書館 | |
お兄ちゃんLab. | 2007年、白泉社 | |
ホス探へようこそ | 全5巻、2008年-2010年、白泉社 | |
ミューズの学園で逢おう | 全4巻、2008年-2010年、リブレ出版 | |
予感EXノイズ | 2008年、オークラ出版 | |
サイド・カー制御法 | 2008年、新書館 | |
今宵は君と血のキスを | 2009年、新書館 |
2010年代
[編集]- ロミオ×ロミオ - 全2巻、2010年-2011年、新書館
- コードネームは鈴木太郎 - 2010年、白泉社
- 鷹司家のニンジャ - 全2巻、2011年-2012年、新書館
- YELLOW/R - 全2巻、2011年-2014年、エンターブレイン
- ヘブンズ・ドア - 2011年、大都社
- 別れた男はいかがですか? - 2011年、リブレ出版
- リル・シス - 2012年、白泉社
- とある外科医と内科医の。 - 2012年、新書館
- ハートを盗むのは誰だ - 2013年、リブレ出版
- トラットリア闇市 - 2013年、白泉社
- 抱かせてくれないか? - 2013年、新書館
- 選抜組は恋ができない - 2013年、リブレ出版
- 生徒会長は恋ができない - 2014年、リブレ出版
- 蝶よ花よ恋よ! - 2014年、新書館
- ヴァンパイア浪漫式 - 全3巻、2014年-2015年、秋田書店
- 探偵『男子専科』 - 2014年、新書館
- あなたはいつも誰かの恋人 - 2015年、新書館
- お前なんかいらないよ - 2016年、新書館
- 土曜日のジュリエット - 2016年、白泉社
- Kissと正義(ジャスティス) - 2016年、新書館
- 月曜日のヴィーナス - 2016年、白泉社
- 愛よりずっと - 2016年、日本文芸社
- 曖昧なエスキース - 2017年、新書館
- 恋というには - 2017年、日本文芸社
- 水曜日のフェアリーテイル - 2017年、白泉社
- αはΩに宣誓する - 2018年、リブレ出版
- クラブ「罵り」の秘密 - 2018年、新書館
- ホス探へようこそ〜another〜 - 既刊2巻(2019年8月現在)、2018年 - 、白泉社
- カラスと白鷹 - 2018年、日本文芸社
- サロン「誘惑」の選択 - 2019年、新書館
- 嫌いな男ランキング - 2019年、日本文芸社
- オメガは楽園へ逃亡する - 2019年、新書館
2020年代
[編集]- 我が妻と初恋と - 2020年、新書館
- 猛毒のくちづけ - 既刊4巻(2022年11月現在)、2021年 - 、秋水社
- 転生したら前世の仇に告られました - 2022年[7]、新書館
- 我が番と運命と - 2022年[8]、新書館
画集
[編集]- 立野真琴イラスト集 プリンセス・ルビー - 2008年、エンターブレイン
- 立野真琴イラスト集 プリンス・サファイア - 2008年、エンターブレイン
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 本名が真琴だった影響で、子供時代、楳図かずおの代表作『まことちゃん』が流行していた為によく揶揄われたエピが語られた[1]。
- ^ 血液型について(たぶん)と本文に記載したのは、典拠のコミケイト作者プロフィールにそのように記述されていた為[1]。
- ^ p.11に作者プロフィール及びインタビューが丸々1頁掲載された。
- ^ 「ビッグチャレンジ賞(略称:BC賞)」は白泉社が少女漫画家輩出を目的として創設した漫画賞で、2023年時点も続行中[2]。但し1985年当時は年2回・3月と9月に締め切ったのち第12号と第24号にて発表していた[3]。
- ^ 扉絵だけでなく、次のp.336欄外に「この作品は第7回ビッグチャレンジ賞準入選作です。批評は85年花とゆめ24号に掲載」と記述があった。作者コメントはp.349の柱。[4]
- ^ デビュー作の作品名:BC賞受賞発表の『花とゆめ(通巻309号)』及び初掲載された『花とゆめ(通巻311号)』の目次の2箇所で「ゆられてたまごBOYS(大文字)」の表記となっている。しかしp.335扉絵のレタリングは、その後の初単行本『BUT,BADボーイズ!(1987年10月初版)』収録p.3扉絵と全く同一で、単行本p.2目次及びp.191奥付も共に小文字使用の「ゆられてたまごBoys」である事を確認した。[5][4][6]
出典
[編集]参考文献
[編集]- 服部博 編「ビッグチャレンジ賞発表と募集」『花とゆめ 1985年24号(通巻309号)』第12巻、第26号、白泉社、104-106頁、1985年12月5日。
- 立野真琴「ゆられてたまごBoys」『花とゆめ 1986年2号(通巻311号)』第13巻、第2号、白泉社、335-366頁、1986年1月10日。
- 立野真琴『BUT,BADボーイズ! ─ミッキー&一也シリーズ─』白泉社〈花とゆめCOMICS〉、1987年10月25日、1-190頁。
- 白泉社 編「CATCH UP WITH THE NEW FACE 立野真琴」『
COMiCATE NO.18』第18号、白泉社、1-32頁、1987年12月。(無料PR小冊子)
外部リンク
[編集]- MTブログ 立野真琴公認ブログ
- 立野真琴公認ファンクラブ
- 立野真琴 (@tatemako_64) - X(旧Twitter)
- ぽけまん 作者プロフィール