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秀姑巒山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
秀姑巒山
秀姑巒山
標高 3,829 m
所在地 中華民国の旗 台湾
南投県信義郷
花蓮県卓渓郷
位置 北緯23度29分48.44秒 東経121度3分27.18秒 / 北緯23.4967889度 東経121.0575500度 / 23.4967889; 121.0575500座標: 北緯23度29分48.44秒 東経121度3分27.18秒 / 北緯23.4967889度 東経121.0575500度 / 23.4967889; 121.0575500
プロジェクト 山
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秀姑巒山(しゅうこらんざん / シュグランシャン)は、台湾南投県信義郷花蓮県卓渓郷の境界にある標高3,829mの山。山域は玉山国家公園に属する。

概要

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中央山脈の最高峰で、台湾百岳では6位となっており、また台湾では玉山雪山に次いで3番目に高い[1]

玉山、雪山、南湖大山北大武山と共に台湾五岳に数えられ、その中で最も難易度が高いと言われている。

山名

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『花蓮縣志』によれば、「秀姑巒」はアミ語で「河口のある」という意味の「Ci'poran」を音写したものだとされる。元々は「秀姑巒渓の大港口にある小島」である「獅球嶼」を表していたという。他には「芝波蘭」、「泗波闌」、「薛波闌」、「芝舞闌」、「繡孤鸞」、「秀孤鸞」、「秀姑蘭」などの音写表現もある。

清朝時代には秀姑巒渓の川の名前の由来になった。

1896年の日本統治時代には、長野義虎の探検報告書でこの山を漢字で「秀枯欒山」、カタカナ表記で「マホラス山」(ブヌン語での呼び名「Mahudas」に由来)と記載した。測量で「秀姑巒山」となったが、北東側にある「烏拉孟山(ブヌン語で「Ulamun」)を間違って「マホラス山」と表記し、そのまま現在は「馬博拉斯山」という名前になった。なお、馬博拉欺山から北東へ約10km離れた山に「Ulamun」と同音の「裏門山」がある。

脚注

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  1. ^ 百岳2.0小組 (2007-08-31). 陳遠建. ed. 第二世代台灣-{百岳}-全集 (初版 ed.). 台北市: 戶外生活. p. 下冊100. ISBN 978-986-6994-39-5. "中央山脈…最高峰秀姑巒山…略次於玉山及雪山而居台灣第三。" 

関連項目

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