王道トーナメント
表示
王道トーナメント(おうどうトーナメント)は、全日本プロレスが主催するオープントーナメントである。階級は問わず、ヘビー級、ジュニアヘビー級の選手が入り混じって参加する無差別級のトーナメント戦となっている。
概要
[編集]2013年7月、武藤派の離脱により多くの選手を失った全日本プロレスが、春の祭典「チャンピオン・カーニバル」と並行して、秋の全日本の覇権を狙うものとして開催を決定した。元々は1975年に行われた「オープン選手権」の復活版という位置づけで、サブタイトルも「〜2013オープン選手権〜」としていた[1]。団体、階級、国内外を問わず、時間無制限1本勝負の完全決着ルールによるトーナメントとして新生・全日本プロレスを象徴するイベントとして打って出ている。
歴代優勝者・参加者
[編集]回 | 優勝 | 準優勝 | 全出場選手 | 開催期間 |
---|---|---|---|---|
1 | 曙 | 潮崎豪 | 諏訪魔、秋山準、潮崎豪、大森隆男、曙、KENSO、金丸義信、鈴木鼓太郎、青木篤志、SUSHI、宮原健斗、ジョー・ドーリング、ディーロ・ブラウン、バンビ・キラー、ロウ・キー、ダーク・クエルボ | 2013年9月11日 - 23日 |
2 | 潮崎豪 | 諏訪魔 | 諏訪魔、秋山準、潮崎豪、大森隆男、曙、KENSO、金丸義信、鈴木鼓太郎、青木篤志、SUSHI、宮原健斗、ジョー・ドーリング、ゼウス、ボディガー、佐藤光留、吉江豊 | 2014年9月15日 - 28日 |
3 | 秋山準 | 曙 | 潮崎豪、諏訪魔、曙、宮原健斗、秋山準、大森隆男、鈴木鼓太郎、金丸義信、青木篤志、ゼウス、KENSO、吉江豊、ボディガー、佐藤光留、石川修司、火野裕士 | 2015年9月10日 - 26日 |
4 | 諏訪魔 | ゼウス | 秋山準、宮原健斗、諏訪魔、大森隆男、ゼウス、青木篤志、野村直矢、青柳優馬、ジェイク・リー、吉江豊、ボディガー、崔領二、佐藤光留、ケンドー・カシン、長井満也、滝澤大志 | 2016年9月4日 - 19日 |
5 | 諏訪魔 | 石川修司 | 諏訪魔、宮原健斗、ゼウス、青木篤志、野村直矢、青柳優馬、岩本煌史、ジョー・ドーリング、石川修司、ボディガー、崔領二、佐藤光留、TAJIRI、KAI、ヨシタツ、鈴木鼓太郎 | 2017年9月12日 - 23日 |
6 | 宮原健斗 | 真霜拳號 | 諏訪魔、石川修司、宮原健斗、秋山準、ゼウス、ジェイク・リー、野村直矢、青柳優馬、ジョー・ドーリング、崔領二、ボディガー、ヨシタツ、ディラン・ジェイムス、ギアニー・ヴァレッタ、真霜拳號、火野裕士 | 2018年9月15日 - 24日 |
7 | ジェイク・リー | 宮原健斗 | 宮原健斗、石川修司、ゼウス、ジェイク・リー、野村直矢、青柳優馬、ジョー・ドーリング、崔領二、ヨシタツ、ディラン・ジェイムス、ギアニー・ヴァレッタ、KAI、滝澤大志、黒潮"イケメン"二郎、サム・アドニス | 2019年9月14日 - 23日 |
8 | 諏訪魔 | 芦野祥太郎 | ジェイク・リー、諏訪魔、宮原健斗、ゼウス、ヨシタツ、TAJIRI、イザナギ、本田竜輝、大森北斗、斉藤ジュン、佐藤光留、ライジングHAYATO、芦野祥太郎、羆嵐、SUGI、T-Hawk、デビル紫、石川修司、青柳優馬、大森隆男、岩本煌史、ブラックめんそーれ、田村男児、青柳亮生、斉藤レイ、フランシスコ・アキラ、入江茂弘、土肥こうじ、児玉裕輔、吉田綾斗、アブドーラ・小林、立花誠吾 | 2021年[注釈 1]8月15日 - 29日[2] |
9 | 宮原健斗 | ジェイク・リー | TARU[注釈 2][3]、ジェイク・リー、宮原健斗、石川修司、芦野祥太郎、青柳優馬、ヨシタツ、大森隆男、本田竜輝、田村男児、青柳亮生、永田裕志、綾部蓮、野村卓矢、サイラス、野村直矢 | 2022年8月7日 - 20日[4] |
10 | 小島聡 | 本田竜輝 | 宮原健斗、青柳優馬、諏訪魔、石川修司、小島聡、本田竜輝、大森北斗、田村男児、青柳亮生、本田竜輝、斉藤ジュン、斉藤レイ、田村ハヤト、野村卓矢、鈴木鼓太郎、阿部史典、綾部蓮 | 2023年8月19日 - 27日[5] |
11 | 綾部蓮 | 本田竜輝 | 本田竜輝、安齊勇馬、斉藤ジュン、斉藤レイ、宮原健斗、青柳優馬、芦野祥太郎、綾部蓮、大森北斗、田村男児、鈴木秀樹、デイビーボーイ・スミスJr、羆嵐、サイラス、ジョエル・レッドマン、宮本裕向[注釈 3][6][7] | 2024年9月14日 - 22日 |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “王道トーナメント1回戦で曙が新技で秋山を撃破!潮崎が鼓太郎との同門対決に勝利!諏訪魔vs宮原が開戦!ドリフがアジアタッグ挑戦表明!”. バトル・ニュース (2013年9月12日). 2022年8月31日閲覧。
- ^ “日本の夏をますます暑くする「王道トーナメント」が開幕 優勝争いは混とん【連載vol.55】”. ENCOUNT (2021年8月13日). 2021年8月25日閲覧。
- ^ “【全日本】諏訪魔の要求が認められ王道T欠場 代わりにTARUが参戦「当然の結果だ」 – 東京スポーツ新聞社”. 東スポWeb. 2022年7月19日閲覧。
- ^ “【全日本】王道トーナメント出場16選手発表 永田裕志は1回戦でヨシタツと対戦 – 東京スポーツ新聞社”. 東スポWeb. 2022年7月14日閲覧。
- ^ “【全出場者決定】「#ajpw王道トーナメント10th」出場者及び1回戦組み合わせ決定のお知らせ”. 全日本プロレス (2023年8月7日). 2023年8月29日閲覧。
- ^ “「第11回 王道トーナメント」諏訪魔選手欠場のお知らせ”. www.all-japan.co.jp. 全日本プロレス. 2024年9月7日閲覧。
- ^ “【全日本】耳性めまいの諏訪魔が王道トーナメントも欠場 代替選手として宮本裕向の初出場が決定”. 東スポWEB (2024年9月4日). 2024年9月7日閲覧。