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湯の山温泉駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
湯の山温泉駅*
駅舎
ゆのやまおんせん
Yunoyama-onsen
K29 大羽根園 (1.9 km)
地図
三重県三重郡菰野町大字菰野字募4852-2
北緯35度0分41.88秒 東経136度28分25.44秒 / 北緯35.0116333度 東経136.4737333度 / 35.0116333; 136.4737333座標: 北緯35度0分41.88秒 東経136度28分25.44秒 / 北緯35.0116333度 東経136.4737333度 / 35.0116333; 136.4737333
駅番号  K30 
所属事業者 近畿日本鉄道(近鉄)
所属路線 K 湯の山線
キロ程 15.4 km(近鉄四日市起点)
電報略号 ユノ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
258人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1913年大正2年)6月1日
備考 * 1970年に湯ノ山駅から改称。
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湯の山温泉駅(ゆのやまおんせん・えき)は、三重県三重郡菰野町大字菰野字募にある、近畿日本鉄道(近鉄)湯の山線。湯の山線の終着駅である。駅番号はK30

歴史

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駅構造

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頭端式ホーム2面2線を持つ地上駅。有効長はいずれのホームとも3両となっており、2番線上り方と接続する有効長3両の引き上げ線を1本備える。四日市方には渡り線があり、引上げ線には2番線からのみ入線が可能である。以前はこの渡り線の位置にシーサスクロッシングがあり、1番線・2番線の両方が引上げ線に通じていたが、1番ホームが4両対応に延長された際に現在の配線になった。

2019年に両ホームに転落防止柵が設置され、現在は1番ホームへの4両編成の入線はできなくなっている。

駅舎は北側(1番ホーム側)にあり、2番ホームとは突端側の通路で連絡する。トイレ、コインロッカーと待合室は改札外にある。交通系ICのチャージは改札外の券売機を使用、または精算窓口での有人対応となっている。

近鉄四日市駅管理の有人駅で、自動改札機が設置されている。かつては窓口で特急券・定期券・ICカードや企画商品などの購入が可能であった[10][11][12]。2023年に窓口の営業が終了し、代替の特急券・定期券発売機能付き自動券売機も設置されなかったため、当駅で特急券・定期券を購入することはできなくなった[13][14]

のりば

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のりば 路線 行先
1・2 K 湯の山線 近鉄四日市方面[15]

利用状況

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「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである[16]

年度 一日平均
乗車人員
1997年 561
1998年 497
1999年 467
2000年 438
2001年 398
2002年 370
2003年 354
2004年 332
2005年 346
2006年 325
2007年 322
2008年 332
2009年 312
2010年 296
2011年 287
2012年 311
2013年 318
2014年 305
2015年 286
2016年 284
2017年 279
2018年 292
2019年 258

湯の山温泉駅の利用状況の変遷を下表に示す。

  • 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。
  • 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する[17]
  • 表中、最高値を赤色の枠で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色の枠で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色の枠で囲んで表記している。
  • 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。
年度別利用状況(湯の山温泉駅)
年 度 当駅分輸送実績(乗車人員):人/年度 乗降人員調査結果
人/日
特記事項
通勤定期 通学定期 定期外 合 計 調査日 調査結果
1958年(昭和33年) 83,625 ←←←← 282,335 365,960      
1959年(昭和34年)   ←←←←          
1960年(昭和35年)   ←←←←          
1961年(昭和36年)   ←←←←          
1962年(昭和37年)   ←←←←          
1963年(昭和38年)   ←←←←          
1964年(昭和39年)   ←←←←          
1965年(昭和40年) 104,310 ←←←← 329,670 433,980      
1966年(昭和41年) 98,160 ←←←← 417,826 515,986      
1967年(昭和42年) 113,310 ←←←← 401,119 514,429      
1968年(昭和43年) 103,320 ←←←← 431,220 534,540      
1969年(昭和44年) 118,920 ←←←← 428,358 547,278      
1970年(昭和45年) 117,540 ←←←← 398,992 516,532      
1971年(昭和46年) 124,440 ←←←← 344,722 469,162      
1972年(昭和47年) 129,990 ←←←← 316,553 446,543      
1973年(昭和48年) 128,610 ←←←← 347,291 475,901      
1974年(昭和49年) 120,840 ←←←← 329,079 449,919      
1975年(昭和50年) 131,010 ←←←← 299,496 430,506      
1976年(昭和51年) 121,680 ←←←← 287,609 409,289      
1977年(昭和52年) 117,540 ←←←← 285,786 403,326      
1978年(昭和53年) 117,780 ←←←← 280,451 398,231      
1979年(昭和54年) 116,010 ←←←← 284,630 400,640      
1980年(昭和55年) 111,750 ←←←← 268,289 380,039      
1981年(昭和56年) 109,680 ←←←← 252,173 361,853      
1982年(昭和57年) 114,390 ←←←← 251,874 366,264 11月16日 1,280  
1983年(昭和58年) 118,680 ←←←← 258,524 377,204 11月8日 1,632  
1984年(昭和59年) 117,240 ←←←← 239,254 356,494 11月6日 1,428  
1985年(昭和60年) 108,360 ←←←← 231,203 339,563 11月12日 1,404  
1986年(昭和61年) 104,280 ←←←← 219,086 323,366 11月11日 1,535  
1987年(昭和62年) 95,460 ←←←← 209,502 304,962 11月10日 1,241  
1988年(昭和63年) 100,200 ←←←← 196,494 296,694 11月8日 1,371  
1989年(平成元年) 91,110 ←←←← 203,344 294,454 11月14日 1,219  
1990年(平成2年) 89,310 ←←←← 209,715 299,025 11月6日 1,418  
1991年(平成3年) 88,200 ←←←← 202,535 290,735      
1992年(平成4年) 84,300 ←←←← 199,824 284,124 11月10日 1,569  
1993年(平成5年) 80,130 ←←←← 181,384 261,514      
1994年(平成6年) 72,180 ←←←← 166,838 239,018      
1995年(平成7年) 70,860 ←←←← 163,697 234,557 12月5日 740  
1996年(平成8年) 63,480 ←←←← 157,003 220,483      
1997年(平成9年) 56,370 ←←←← 148,338 204,708      
1998年(平成10年) 55,890 ←←←← 125,341 181,231      
1999年(平成11年) 53,730 ←←←← 117,349 171,079      
2000年(平成12年) 49,440 ←←←← 110,486 159,926      
2001年(平成13年) 46,350 ←←←← 98,857 145,207      
2002年(平成14年) 43,410 ←←←← 91,559 134,969      
2003年(平成15年) 42,720 ←←←← 86,978 129,698      
2004年(平成16年) 43,890 ←←←← 77,160 121,050      
2005年(平成17年) 45,360 ←←←← 80,875 126,235 11月8日 1,137  
2006年(平成18年) 44,190 ←←←← 74,425 118,615      
2007年(平成19年) 41,550 ←←←← 76,389 117,939      
2008年(平成20年) 42,960 ←←←← 78,283 121,243 11月18日 823  
2009年(平成21年) 40,410 ←←←← 73,453 113,863      
2010年(平成22年) 39,900 ←←←← 68,003 107,903 11月9日 686  
2011年(平成23年) 38,340 ←←←← 66,638 104,978      
2012年(平成24年)   ←←←←     11月13日 803  
2013年(平成25年)   ←←←←          
2014年(平成26年)   ←←←←          
2015年(平成27年)   ←←←←     11月10日 555  
2016年(平成28年)   ←←←←          
2017年(平成29年)   ←←←←          
2018年(平成30年)   ←←←←     11月13日 554  
2019年(令和元年)   ←←←←          
2020年(令和2年)   ←←←←          
2021年(令和3年)   ←←←←     11月9日 354  
2022年(令和4年)   ←←←←     11月8日 496  
2023年(令和5年)   ←←←←     11月7日 319  

駅周辺

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駅名の通り湯の山温泉の玄関口の役割をしているが、温泉街からは若干離れており、バス、もしくはタクシーに乗り換えるのが一般的である。 改札を出てすぐにタクシー乗り場、右手に三重交通バスのりば(後述)と観光案内所がある。

バス路線

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三重交通による路線バスと高速バスが発着する。バス停は2箇所にあるが、名古屋行高速バスのみ公道を挟んで駅とは反対側にあるバス停を発着、それ以外の上下すべてのバスは駅舎側のバス停から発着する。

隣の駅

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近畿日本鉄道
K 湯の山線
大羽根園駅 (K29) - 湯の山温泉駅 (K30)

脚注

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  1. ^ a b c d 曽根悟(監修)『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 2号 近畿日本鉄道 1、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年8月22日、18-23頁。ISBN 978-4-02-340132-7 
  2. ^ 近畿日本鉄道株式会社『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』近畿日本鉄道、2010年12月、357-358頁。全国書誌番号:21906373 
  3. ^ 『歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』では同年3月18日。
  4. ^ 「湯ノ山線改軌」『鉄道ピクトリアル』第157号、電気車研究会、1964年5月、86頁。 
  5. ^ 「3月のメモ帳」『鉄道ピクトリアル』第157号、電気車研究会、1964年5月、78頁。 
  6. ^ a b c d e 近畿日本鉄道株式会社『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』近畿日本鉄道、2010年12月、705-708頁。全国書誌番号:21906373 
  7. ^ 今尾恵介(監修)日本鉄道旅行地図帳』 8 関西1、新潮社、2008年、31頁。ISBN 978-4-10-790026-5 
  8. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、150頁。ISBN 978-4-10-320523-4 
  9. ^ 平成19年4月1日から、近鉄主要路線でICカードの利用が可能になります』(pdf)(プレスリリース)近畿日本鉄道、2007年1月30日http://www.kintetsu.jp/news/files/iccard20070130.pdf2016年3月18日閲覧 
  10. ^ 近鉄時刻表2018年3月17日ダイヤ変更号、p.81 - p.87
  11. ^ 特急券発売駅一覧(2020年6月22日現在)”. 近畿日本鉄道 (2020年6月22日). 2020年10月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月10日閲覧。
  12. ^ 定期券発売駅一覧(2019年4月16日現在)”. 近畿日本鉄道 (2019年4月16日). 2019年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月10日閲覧。
  13. ^ 特急券発売駅一覧(2021年1月6日現在)”. 近畿日本鉄道 (2021年1月6日). 2021年1月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月10日閲覧。
  14. ^ 定期券発売駅一覧(2021年1月6日現在)”. 近畿日本鉄道 (2021年1月6日). 2021年1月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月10日閲覧。
  15. ^ 駅の情報|湯の山温泉”. 近畿日本鉄道. 2022年7月29日閲覧。
  16. ^ 三重県統計書 - 三重県
  17. ^ 駅別乗降人員 名古屋線 鈴鹿線 - 近畿日本鉄道

関連項目

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外部リンク

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