拓跋 弥(拓跋彌、たくばつ び、生年不詳 - 424年)は、北魏の皇族。安定殤王。
明元帝の子として生まれた。422年(泰常7年)4月、安定王に封じられ、衛大将軍の位を加えられた。明元帝が南朝宋の滑台に対して親征すると、拓跋弥は安同とともに平城の留守をつとめた。424年(始光元年)1月、死去した。諡は殤王といった。
子がなく、封国は除かれた。