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常神半島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
常神半島
常神岬

常神半島(つねがみはんとう)は、福井県三方郡美浜町と同県三方上中郡若狭町にまたがる半島敦賀半島と共に若狭湾に突出することで美浜湾を分けている。

概要

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常神半島の空中写真。2013年8月14日撮影の10枚を合成作成。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

花崗岩からなる半島で、若狭湾の支湾である美浜湾の西端を固める。若狭湾国定公園の一部であり、三方五湖三方五湖レインボーラインが近くにあるため観光スポットとしても人気がある。半島先端の常神岬には常神岬灯台が建っている。

交通

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福井県道216号が現在常神半島先端まで到達する唯一の道路である。従ってここが通行不能となった場合、常神の集落は完全に陸の孤島となってしまう。この県道は驚くほどの狭路ではないが、一般的な県道の概念からいくと細い部類に入る県道であり、ここを一日3往復ではあるがバスが運行しているため注意が必要である。なおこの福井県道216号は徐々にではあるが、改善工事が進んでいる。
2013年9月13日に発生した平成25年台風第18号に伴う大雨により県道で土砂崩れが発生し、孤立状態となったため、[1]。船での移動の他、仮設の桟橋道路の建設が行われた。9月24日に着工し、開通まで1か月かかる見通しであったが、10月12日開通した[2][3]

周辺

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脚注

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