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小島燎

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小島 燎(こじま りょう、1993年〈平成5年〉- )は広島県出身のヴァイオリニスト

経歴

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1993年(平成5年)音楽家小島秀夫の長男として広島県で生まれる[1]。父親がヴァイオリニスト、母親がピアニストという音楽一家で育ち、父・秀夫が発足させた広島ジュニアオーケストラに所属し、5歳頃からヴァイオリニストとして発表会に出場した[2]。中学3年生の時には全日本学生音楽コンクールの中学生の部で優勝を果たす[2]

しかし、修道高等学校在学時には重圧から結果を残せず[2]、高校卒業後の2011年(平成23年)、音楽大学には進学せず京都大学総合人間学部に進学[3]。大学時代も音楽は続け、自ら演奏会を企画し、会場の確保やチケット販売まで小島一人で行った[2]。2015年(平成27年)、京都大学卒業後、文化庁新進芸術家海外研修制度研修員としてパリ・エコールノルマル音楽院に留学し、ヴァイオリンおよび室内楽のコンサーティスト課程を修了[4]。2020年(令和元年)、ダフニス弦楽四重奏団としてパリ国立高等音楽院の室内楽科修士課程を修了[4][2]。2020年から2022年まではトリオ・コンソナンスとしてエリザベート王妃音楽大学のアーティスト・イン・レジデンスを務めた。

日本では小島秀夫長原幸太小栗まち絵に、フランスではレジス・パスキエブリュッセル王立音楽院にて堀米ゆず子に師事する[4]。第61回全日本学生音楽コンクール全国大会第1位、ABC新人コンサート音楽賞、青山音楽賞バロックザール賞(ピアニスト久末航とのデュオ)、アカデミー・ラヴェル賞など受賞多数[4][5]

ソー公演オランジュリー音楽祭パリ室内楽センター小澤征爾スイス国際アカデミー、「ハイドン氏の休暇」音楽祭、クシショヴァ・ミュージックラ・ロック=ダンテロン音楽祭など、ヨーロッパ各地の音楽祭に招かれ、ポール・メイエアンリ・ドマルケットジェローム・ペルノリュカ・ドゥバルグミゲル・ダ=シルヴァ、ズラトミール・ファング、フランソワ=ルネ・デュシャーブルなど、数多くの演奏家と共演を重ねる。

フランスではパリを活動拠点に置き、日本では広島市尾道市を活動拠点に置く。

父・秀夫が体調を崩した近年は、秀夫に変わってヴァイオリン指導にも携わり、日本国内の感染拡大でフランスに戻れなかった2020年には「小島秀夫音楽塾」の二代目代表に正式に就任[1]。一般社団法人コジマ・ムジカ・コレギア理事長として、指導のほか文化振興に尽力し、音楽祭の企画なども行っている[2]

2023年よりフランス国立オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ管弦楽団の副コンサートマスターに就任。[6]

脚注

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関連項目

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外部リンク

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